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次世代農業「スマート農業」って?

皆様こんにちは!ノウキナビコミュニケーションセンターの佐藤です。

 

先日何気なく見ていたテレビ番組で面白いことを特集していました。

「スマホ1つで農業 農業もスマート化が進んでいる」というもので、気になり調べてみました。

 

目次

スマート農業って?

最新のセンサー技術やロボット技術、情報技術などを駆使して行う農業のことです。

例えば、遠く離れた場所にある畑の温度や湿度、土の水分量をスマートフォンでチェックし、

必要があれば水やりをしたりハウスを開閉して換気をすることなどができます。

今は一部で行われている導入されていますが、そう遠くない未来にはすべての生産者が利用可能になるとも言われています。

 

なぜスマート農業が必要なのか?

主に3つの目的で導入が進んでいます。

 

農作業の労働力軽減

日本の農業は農家さんの高齢化が進み、深刻な労働力不足に陥っています。それをICT(情報通信技術)などを活用し支援していくためです。

農業は3K【きつい・汚い・危険】と言われている職業の一つです。

なかなかその業界を目指す若い世代が少なく、離農せざるを得ないという農家さんもいます。

スマート農業が進めば、農業に対するイメージも変わってきそうですね。

 

農業技術の伝承

新規就農者でもすぐに始められるよう、農業技術を人ではなくシステムが伝承していけるようにするためです。

農業には長年の経験と知識が必要です。農家さんは経験がないところから始めて、立派な作物を出荷されていいます。

私はそれがかっこいいな~!まさに職人だと思っていますが、

自分が始めると考えたとき、結果が出るまでに何年かかるのだろう・・・と気が遠くなります💦

これから農業を始めたい人でも、身になるまでに何年もかかるならと諦めている方も多いかもしれません。

ですがスマート農業のシステムにより誰もが継続的に伝承できれば、新規就農者のハードルも下がりますね。

 

食料自給率の向上

農地を増やし、食料自給率を上げるためです。

日本は農業が盛んと思われがちですが、先進国の中でみても食料自給率が著しく低いです。

人の手で行っていたものを機械やシステムに任せることで時間や労力に余裕がでれば、農地拡大を考える農家さんも増えそうですね。

 

スマート農業の導入

スマート農業というと、なんだか最先端で何十年も先のような気がしますよね。

ひと昔前は耕耘、植付、肥料散布など農業の様々な工程を手作業で行っていましたが、

時代の流れとともにトラクターや田植え機が登場したことにより、それらを導入する農家さんも増え、飛躍的に作業効率が上がりました。

これも農業のスマート化です。

最近では、農薬肥料散布をドローンによって行ったり、葉物野菜をロボットが収穫・箱詰めなどしています。

ドローンによる農薬散布はご覧になったことがある方もいるのではないでしょうか。

意外と身近なところまで農業がスマート化されてきています。

他には、農機具メーカーでも無人のトラクターや田植機、コンバインの開発が進んでいます。

リモコンでトラクターのエンジンを始動させ、誤差数センチで耕耘が可能なところまで技術が上がってきてるそうです。

 

スマート農業はまさに令和時代の農業です。ですが、もちろん課題もあります。

温度管理や水の管理はハウス栽培で現在少しずつ進んでいますが、露地栽培ではまだまだです。

また、導入にコストがかかることなども問題として挙げられています。

遠くない将来に様々な課題がクリアされ、農家さんの助けになる日がくることを切に願います。

 

ノウキナビでは中古農機具の販売や買取を行っております。

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この記事を書いた人

前のめりなくらい前向きな性格です。
自然が大好きで長野県が大好きな根っからの田舎人です。

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