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インターネットで農機具を高く売るための上手な写真の撮り方

インターネットで農機具を高く売るための上手な写真の撮り方

こんにちは。ノウキナビ事務局の神林です。
農機具の買い替えや離農をする際に、手持ちの農機具を売却し現金化することを考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

農機具を売却しようとした際に、インターネットでフリマアプリを使ったり、ネットオークションを利用したり、買取サービスに買取依頼をしたり、多くの選択ができる時代になりました。

インターネットでの売買手段の場合、より多くの人に「売り情報」を伝えられる強みがあります。反対にインターネットの弱みとしては、「情報をきちんと伝えることが難しいこと」が挙げられます。通販で買い物をしたことがある方ならわかると思いますが、通販での購入後、一度は「なんか思っていたのと違う」と思ったことはあるのではないでしょうか。

その理想と現実のギャップを埋めるためには、「写真」を一工夫することが有効です。対面販売と違い、細かな情報の伝達ができないインターネットの場合、視覚的情報を担う写真(や動画)の魅せ方・撮り方次第で、受け手の印象は大幅に変わるものです。

本日は、インターネットを活用し農機具を売却する場合に、少しでも高く売るための上手な写真の撮り方についてお話します。

目次

できるだけ、洗車したあとで撮る


これは非常に有効なコツです。普段農機具の買取査定をしている私が本音でお話しますと、見た目がきれいですと高く買っても良いと思いますし、見た目が泥だらけですと、正直、高く買いたくありません。

泥だらけの農機は、「古いのかな?」「使った後洗車しないで放置していたのかな?」「メンテナンスもしていないのかな?」と、たとえ現実がそうでなかったとしても、ネガティブな印象を受けます。逆に言えば、写真を撮るときだけでも洗車後のきれいな状態であれば、反対の印象を与えることができます。
実際、離農などで農機具を売却しようとした場合には、倉庫の中で泥だらけというシチュエーションが多いかとは思いますが、撮影する際にはひと手間でも洗車することをおすすめしています。

たくさん撮る


インターネットで農機具を売却する場合、基本的には顔の見えない相手に売却をすることになります。場合によっては電話などの音声コミュニケーションを用いず、メールなどのテキストコミュニケーションだけでやり取りをする場合も多いです。そんなときに、より多くの正しい情報を伝えるためには、写真の「量」が非常に重要です。

農機具の購入を検討している人は多くいます。同じ農機具でも人によっては使いたいシチュエーションや状況は異なり、人により気になる箇所も異なります。
そんなときに、写真が3枚しか無いものと、10枚ある同じ型式の商品があれば、後者のほうがより利用するイメージが湧くことは想像に難くないと思います。

できるだけ、たくさん載せましょう。利用するフリマアプリやオークションなどによっては、写真の枚数に制限のあるものもあります。その場合はこのように、1枚の写真を分割し、多くの写真を掲載することも可能です。

↑4枚の写真をコラージュアプリで1枚にまとめました。

私は、スマホで写真を撮った場合は、スマホの写真コラージュツールで作成しています。スマホのアプリストアで「写真 コラージュ」と検索するとフリーのツールがたくさん出てきますので、使ってみてください。

撮影内容としては、正面から1枚、左右後から1枚ずつ、運転席まわり、作業機やアタッチメント、タイヤやクローラなどの足回り、コーションプレート、その他普段その農機を使っていて、重要だと思う箇所は、抑えましょう。多すぎて困ることは有りません。

なるべく望遠レンズで撮る


これは今流行の一眼レフカメラやミラーレスカメラをお持ちの場合におすすめの手法です。ちょっと専門的な話ではありますが、望遠レンズで撮影すると、写真が「歪み無く正しい縮尺で」撮影できます。

ここで言う望遠レンズとは、専門的には「標準レンズよりも焦点距離の長いレンズ※」です。簡単に言えば、カメラのレンズの中でも、遠くのものが実際よりも大きく(近く)写るレンズのことです。

こんな経験がないでしょうか?

・スマホで写真を撮ったらなんか自分の顔がちょっと違う

・スマホで遠くの山々の風景写真を撮ったら、見た目よりも山が遠く迫力がない

スマホのカメラは一般的には「広角レンズ※」であり、望遠レンズの反対で、遠くのものが実際よりも遠くに、近くのものは実際よりも近くに見えます。これは、遠近感が「誇張」される現象で、「歪み」を生じさせます。顔が歪んで見えたり、遠くの山がもっと遠くに見えるのもこの「歪み」が原因です。

逆に望遠レンズになると、遠近感が「圧縮」されて「歪み」が少なくなります。

↑こちらの写真は望遠レンズで撮りました。

当然、歪みの少ない正しい縮尺の写真のほうが、正しい情報を伝えることができるため良いとされています。(写真の業界で「ブツ撮り」と呼ばれる商品撮影等では、正しい縮尺で撮る必要がありますので、広角レンズで撮ることはまずありません。)

※わたしは焦点距離60〜100mmくらいのレンズをおすすめしています。「中望遠レンズ」と呼ばれることもあります。それ以上の望遠レンズ(150~300mmなど)ですと、遠近感が圧縮され過ぎることもあります。ここで言う広角や望遠は「画角」で判断してはいません。

まとめ

本日は、インターネットで農機具を販売する際に重要な「写真」について3つのポイントをお話しました。

1つ目は「洗車しきれいな状態で写真を撮ること」
相手も人間ですので、きれいにするだけで購入意欲も上がります。

2つ目は「なるべくたくさん写真を載せること」
情報量が増えれば、判断材料も増えることになります。写真のコラージュなどもおすすめです。

3つ目は「正しい縮尺で撮影すること」
望遠レンズをお持ちの方は、望遠レンズで撮ってみてください。広角レンズで撮るときよりも、歪みが少なく正しい縮尺で、よりしっかり撮れると思います。

この記事がみなさんの農機具の売却のお役に立てば幸いです。
もし、売却希望の農機具の写真が撮れましたら、ノウキナビにも買取査定を出してみてはいかがですか?写真をいただければ、日本全国農機具の買取査定をさせていただきます。

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