コンバインの修理代はどれくらいかかるの?専門家が回答します!
コンバインの修理代はどれくらいかかるの?専門家が回答します!
コンバインは、稲作農家にとって必要な農機具です。
コンバインがないと、稲刈りはまったくはかどらないでしょう。
それだけに、稲刈りの最中にコンバインが故障すると、稲刈りが進まないので困ってしまいます。
さらに、修理代がいくらかかるのかもわからないので、戸惑ってしまうかもしれません。
コンバインの修理代は、どのくらいかかるのでしょうか。
また、コンバインの修理代金を安く済ませるためのコツもご紹介しましょう。
農業器具の修理代金はどれくらいかかるのか
農機具の修理代金は、おおよそ以下の金額がかかります。
*春用農業機械基本整備料
ティーラー 点検・整備 5,400円 ~
耕耘機 点検・整備 8,640円 ~
トラクター 15PS以下 点検・整備 19,440円 ~
トラクター 16PS~30PS 点検・整備 21,600円 ~
トラクター 31PS以上 点検・整備 27,000円 ~
トラクター クローラ 点検・整備 37,800円 ~
耕耘機 爪取替料(1本当たり) 点検・整備 324円 ~
トラクター 爪取替料(1本当たり) 点検・整備 324円 ~
歩行田植機 点検・整備 10,800円~
乗用田植機 4条植 点検・整備 16,200円 ~
乗用田植機 5・6条植 点検・整備 21,600円 ~
乗用田植機 7・8条植 点検・整備 32,400円 ~
田植機 全機種 植込爪交換調整(1本につき) 324円 ~
洗浄料 ティーラー,耕耘機,歩行田植機 5,400円~
洗浄料 トラクター,乗用田植機 10,800円~
*秋用農業機械基本整備料
コンバイン 2条刈 点検・整備 27,000円 ~
コンバイン 3条刈 点検・整備 37,800円 ~
コンバイン 4条刈 点検・整備 48,600円 ~
コンバイン 5・6条刈 点検・整備 64,800円 ~
コンバイン 洗浄料 10,800円~
コンバイン 足回り土落とし料 10,800円~
*修理代車料 コンバイン(1日) 43,200円~
*修理代車料 田植機(1日) 32,400円~
循環型乾燥機 15,120円~
〔点検項目〕
・バーナー分解掃除・ベルト点検交換
・熱風路の点検・排風路の点検
・上下部ラセン点検・スロワーの点検
・燃料漏れの点検・グリースアップ
*その他料金
修理整備料(1時間当たり) 4,320円 ~
出張料(1回当たり) 1,080円 ~
運搬料 6,480円~
バッテリー充電料(1個につき) 1,080円~
溶接(1箇所につき) 1,080円 ~
溶接棒(1本追加ごとに) 324円 ~
はまり・レッカー引上げ料 10,800円~
※1時間あたり修理工賃7,500円~
コンバインの修理代金を安く済ませるためのコツ
コンバインのような農機具には、自動車のような車検制度がないので、定期的に点検をしてもしなくても、何も罰則はありません。
つまり、定期的な点検整備をするかしないかは、農機具の所有者が自由に決められるわけです。
そのため、年に1回は必ず定期点検をするという農家もあれば、購入してから1度も点検していないという農家もいるでしょう。
そもそも、コンバインなどのような農機具は、使う時期が限定されているので、普段から点検を心掛けるといったことも、あまりないのでしょう。
しかし、限られた期間しか使わないからこそ、点検と整備が必要なのです。
農機具は、1年に数日しか使わないのに、なぜかエンジンがかからなくなることがあります。
頻繁に使っているわけではないのに、エンジンの調子が悪くなってしまう原因は何なのでしょうか。
それは、年に数日しか使わないからです。
つまり、自動車のように頻繁に乗っていれば、いつでもエンジンがかかるのです。
おそらく、年に数日しか使わない農機具も、定期的にエンジンだけでもかけていれば、エンジンの不調は起こらないでしょう。
つまり、あまり使わないからこそ、点検と整備が必要なのです。
コンバインは稲刈りの時期しか使いませんが、もしもこの時期に壊れてしまうと、農作業のスケジュールが狂ってしまいます。
そうならないためにも、頻繁に使わないコンバインの点検が重要なのです。
しかし、点検と整備には、あまりお金をかけたくないという方も多いでしょう。
では、少しでも安く点検整備してもらう方法はないのでしょうか。
実は、ちょっとした工夫で、点検整備費用を安くできる方法があるのでご紹介しましょう。
*農機具屋が暇な時期に点検を依頼する
農家は季節によって暇だったり忙しかったりするので、農家を相手に商売している農機具屋も、季節によって暇だったり忙しかったりします。
そこで、農機具屋が暇な時期に、農機具の点検や修理を依頼すると喜ばれます。
仕事がない時期に仕事を依頼してくれるのですから喜ばれるのは当然でしょう。
農機具屋が暇で困っている時期に仕事を依頼して、しかも「いつでもいいので、安く点検・整備をお願いします」という言葉をつけ加えると、さらに安くしてもらえる可能性があります。
「いつでもいい」と言えば、コンバインなら次にコンバインが必要になる時期までに、点検整備すればいいことになります。
このひと言があると、農機具屋は自分の都合で作業ができるので非常に喜ばれるでしょう。
そのため、その見返りとしてギリギリまで、点検整備費を安くしてもらえる可能性があります。
また、納期が決まっていなければ、じっくり点検と整備ができるので、異常がないか丁寧に見てもらえます。
通常なら、決まった日数で決まった項目だけをチェックして整備が終わり、決まった金額を請求されるのですが、「いつでもいい」とつけ加えるだけで、時間に余裕をもってスケジュールをたてられるので、丁寧に点検してもらえて、しかも料金も割安になる可能性があるのです。
コンバインの修理は専門家に依頼するのがおすすめ
コンバインは可動部分が多いので、比較的故障しやすい農機具です。
コンバインをなるべく故障せずに使うためには、使用後にしっかり水洗いして泥を落とし、必要な箇所に油を差すなどして、日頃の手入れをしっかりすることが大切です。
また、コンバインをしばらく使わない場合は、回転部分の動作に問題ないことを確認してから格納するようにしましょう。
そうすれば、コンバインを長い間、故障もなく使い続けられます。
しかし、コンバインは可動部分が多く壊れやすい農機具であることと、コンバインが必要な稲刈りに適した時期は数日しかないため、万が一その期間に故障してしまうと、数カ月かけて育てた稲の収穫が台無しになってしまいます。
そこで、そういった最悪の事態にならないためにも、コンバインの修理は専門家に依頼するのがおすすめです。
専門家に依頼すれば、コンバインを隅々までチェックして、異常の有無を的確に診断して適切な整備をしてくれるでしょう。
まとめ
稲刈り時期の繁忙期に、コンバインが故障すると農作業のスケジュールが狂ってしまいます。
また、コンバインが故障すると、修理代がいくらかかるのかもわからずに、戸惑ってしまうかもしれません。
自動車のように、ほぼ毎日使うのであればトラブルは少ないのですが、コンバインは1年のうちでごく限られた日数しか使わないために、いざ使おうとするとエンジンがかからないことがあります。
めったに使わないからこそトラブルが起こりやすく、修理代もかかってしまうのです。
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