ぬかっている田んぼでの稲刈り前に！重要確認2ヶ所！

こんにちは。ノウキナビ事務局 市川です。

先日の茨城県をはじめとする、豪雨による被害がニュースに流れますと、冠水した田畑を觀て、農家の方々のお気持ちを察すると言葉も出ません。お近くに住んでいる方々も、昨今川が氾濫するなど、予想も出来なかったのでは無いでしょうか。被害を受けられた皆様には、心よりお悔やみ申し上げます。

今回は稲刈り前の長雨で、否応なしに圃場がぬかるんだ状態で、稲刈りをしなければならない方々向けにこれだけは押さえておきたい、点検ポイント2ヶ所をお伝えしたいと思います。

一番負荷のかかるキャタピラ

ぬかっている田で負荷が掛かるのは…そう！キャタピラです。
キャタピラにヒビが入っている状態でぬかった田に入ると切れるリスクがグンと上がります。
キャタピラは切れてしまうと交換(数十万円かかる場合も！)する方法しかありませんが、ヒビが入っている状態ですと、ゴム屋さんで綺麗に修復できます。ヒビが入っていないかきっちり確認・補修してぬかるみ対策しましょう！

グリスやオイルなしで負荷がかかると外れてしまう転輪

キャタピラに負荷がかかる…もちろん転輪にも注意が必要です。転輪はグリスやオイルを注入することで転輪が取れるのを防止します(しなくても良いタイプもあるのでご確認下さい)。キャタピラがぬかるんだ田んぼで作業後、通常の道を走っている間に、転輪が外れるとキャタピラも外れてしまいます！こちらもグリスを注入してから圃場に出ましょう！
作業後は転輪に泥がついた状態にせず、泥を落としておくことも大切なポイントです。

まとめ

ぬかるんだ状態での稲刈りは避けたいところですが、今年は避けられない状況になる農家さんも多いと聞きました。ぬかるんだ田んぼでの作業後は、疲れたところ大変かと思いますが、泥を落としたり簡単な点検や修理をしておくと、後々大きな差がでますのでシーズン終わりにはお近くの販売店さんに相談してみましょう！

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