“やっている” “やってない”で大きな差を生む「格納点検・整備」。
2019年12月10日
皆様、今年の稲刈り脱穀はどうでしたか。
「今年は順調に脱穀まで終わりそうだね」。なんて稲穂が頭をたれそうな頃、お客様と話していたのですが、10月の後半ぐらいから毎回週末は雨でしたね。
脱穀の終わりまで雨に悩まされたんじゃないでしょうか。
なんとか無事に収穫されたと思いますが、ほんとうにおつかれさまでした。
さて、今回は、格納点検・整備について書きたいと思います。
目次
格納点検・整備とは
機械を使い終わった後、機械を正常な状態、いつ使っても大丈夫な状態にしてから格納するために行うことです。
格納点検・整備を行っておくと、次に使うときのトラブルを防ぐことができますし、機械の寿命を延ばすことができます。燃費も良好な状態が維持できるので経済的です。
皆様、おわかりだと思いますが、機械によっては瞬間的に活躍しても、後はお休みってものも多いですよね。
例えば、バインダー、ハーベスター、コンバイン。一年の間にごくわずかな期間にしか使いませんよね。一年のうち九割ぐらいは倉庫にいます。
これらの機械を使った後に何もせずに倉庫に入れ、次の年、「明日は雨だから今日稲刈りをやりたい!!」などと、いざ使おうと思ったときに機械が正常に動かない。こういうケースを防ぐために、格納点検・整備は必要なのです。
また、機械の異常に気付かずに使って故障してしまい、すごくお金がかかる修理が必要になることを未然に防ぐこともできます。
格納点検・整備は、
- ネズミが入り込まないようにエアコンプレッサーによりモミなどを除去する。
- サビを防ぐために高圧洗浄機で泥汚れを落とす。
- サビやすい回転部分や注油箇所へ注油する。
- オイルを点検し、不備がある場合は交換する。
- 破裂を防ぐために、SSの動噴・ホース類などに不凍液を通す。
などなど、プロの知識と技術が必要です。
格納点検・整備をご希望の方は、ノウキナビ加盟店から最寄りのお店を探してみてください。
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