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あなたにぴったりの野菜はどれ?性格・目的別に見る家庭菜園のおすすめ野菜とは

大きな畑がなくてもプランターがあれば、誰でも気軽にはじめられる家庭菜園。皆さんはもう実践していますか?
目の前で野菜が育っていくワクワク感と、収穫して食べた時の美味しさは、家庭菜園の醍醐味とも言えますね。
今回は、プランターを使った家庭菜園に必要な道具と注意すべきポイント、さらに性格や目的に合わせたタイプ別のおすすめ野菜をご紹介します。

目次

プランター栽培のメリットは?

プランター栽培は、その名の通り、野菜やハーブをプランターに植えて育てる方法です。ベランダや玄関周辺、屋上など、日当たりがよく、プランターが置ける十分なスペースが確保できれば、どなたでも簡単にはじめられますよ。また、野菜によっては弱い光でも育ち、種まきから収穫までの期間が短い種類もあります。そのような野菜であれば室内での栽培が可能です。

プランターは、畑と異なり動かせます。よって、台風などの天候が悪いときには室内へ、日照時間によって日当たりのいい場所へ…と柔軟に移動ができるのが利点です。さらに、一定の苗へ肥料が集中するというのも、プランターならではの特徴です。プランター内の苗の数を限り、丁寧に追肥を行えば、凝縮した味わいの果実が収穫できることも。実際にプロの農家さんが、トマトをより甘くさせるためプランターを使用するとの例もあるようです。

注意すべきポイントは環境と季節

多くの方が実践しやすいのが、ベランダでの栽培です。しかし、集合住宅ではベランダは避難経路になっており、避難梯子を塞がない等の配慮が必要です。一軒家であってもご近所さんとの間隔が狭い場合には、水漏れや害虫、匂いに注意しましょう。

野菜を育てるには、種まきや苗植えに適したシーズンがあります。品種によって異なりますので、育てたい野菜が決まったら、まずは植え付け時期や育て方を確認するといいですよ。

必須の道具はたったの4つ

主に必要な道具は、プランタースコップジョウロ園芸用ハサミの4つです。
プランターは大きさ・深さによって形は様々です。育てる品種によって選び分けましょう。ハーブやベビーリーフといった草丈が短く少量でいい種類には横幅が20〜40㎝の「小型タイプ」、キャベツやキュウリなど収穫までの期間が長い大型の種類には横幅85㎝ほどの「大型タイプ」が最適です。また、ジャガイモやダイコンをはじめとする根菜類は、深さが35㎝以上ある「深型タイプ」のプランター向きです。
プランターに加え、土の移動や苗植えに使うスコップ、水やりのジョウロ、間引きや収穫のためのハサミが必須のアイテムです。それ以外には、支柱や紐、害虫避けのネットなど、あると便利な物や成長を助ける道具があります。必要に応じて用意するようにしましょう。

実際に育てはじめる際の重要な要素が、「」です。野菜がよく育つのは、水はけと通気性がよく、肥料もちのいい土と言われています。ホームセンターで購入できる培養土を使用すると、お手軽です。もしご自身で土をブレンドする場合には、赤玉土:堆肥:バーミキュライト:腐葉土を4:4:1:1の割合で混ぜて基本用土を作り、化学肥料や苦土石灰を加えて、養分の補充と酸度調整を行ってくださいね。

タイプ別!初心者向け野菜

ここからは、家庭菜園の初心者でも簡単に育てられる具体例を紹介していきますね。
「すぐに食べたい」「じっくり育てたい」「いつでも少しずつ」「変わった野菜に挑戦」の4つのタイプに分けて、それぞれおすすめの野菜をピックアップします。

「すぐに食べたい」

季節を気にせず種まきをして、すぐに収穫したいとお考えの方にピッタリなのが、コマツナラディッシュです。

コマツナは厳寒期を除いて、ほぼ1年中、種まきができます。種をまいてから1週間ほどで発芽し、葉が4、5枚になったら間引きをします。この時の間引き菜はサラダやお味噌汁に入れると美味しく食べられますよ。その後も随時、間引きを兼ねた収穫が可能で、最終的には草丈が20㎝になったら全てを収穫してください。大きく成長したコマツナは、お浸しやバター炒めにもピッタリです。

ラディッシュも、真夏と真冬を避ければいつでも育てられます。ラディッシュの魅力は、30日ほどの短期間で収穫ができること。種をまいた後は、間引き、追肥を繰り返して、形のいいものだけを厳選します。丸くて赤い根が、直径2・3㎝になったら収穫のタイミング。生のまま味噌をつけて食べる方法や、サラダのアクセントするのが、おすすめですよ。

「じっくり育てたい」

時間をかけ丹精込めて育てたい、たくさんの収穫量が欲しい…。そんな時には、ジャガイモを育ててみてはいかがでしょうか。
ジャガイモの植え付け時期は、春と秋の2回です。深さのあるプランターで育てるのがいいですよ。タネイモを半分に切り、断面にケイ酸塩白土をつけたら植えていきます。この時、土の量はプランターの縁より10㎝ほど下げてください。ジャガイモは、土を足しながら育てるため植え付けの際は少量を心がけます。成長に即して芽かき・追肥・足し土をし、花が咲き終わって茎が黄色味を帯びてきたら収穫です。収穫したジャガイモは、しっかりと乾燥すれば長期保存ができますよ。

「いつでも少しずつ」

ハーブなど香りの強い植物は、育てておくと料理のたびに使えて便利です。特に一度植えれば1年以上そのまま成長するワケギイタリアンパセリは是非育てて欲しい品種です。
ワケギは、ネギとエシャロットの雑種で、薬味として美味しく食べられます。秋に球根を植えると、2・3年はそのまま植えっぱなしで大丈夫。草丈が20〜30㎝になったら下から5㎝ほどを残して収穫しましょう。こまめに追肥をする事で、新芽が伸びて、何度も収穫ができますよ。麺類や冷奴の薬味以外には、タコやイカと酢味噌で和えたり、卵とじにしたりと、食べ方は多彩に楽しめます。

イタリアンパセリは、寒い信州でも十分に越冬できます。育苗に時間がかかるので、種ではなく苗から育てると楽ちんです。植え付けから1ヶ月ほど、本葉が15枚以上になったら常時収穫してOK。パスタやスープ、肉料理などに添えると、お皿が華やかになりますよ。

「変わった野菜に挑戦」

普段あまりスーパーでお目にかかれない、珍しい野菜が育てられるのも、家庭菜園のメリットですよね。中でも、初心者に向いているのが、スイスチャードスティックセニョールです。
カラフルな茎が特徴のスイスチャードは、ほうれん草と同じアカザ科の植物。植え付け時期は春から秋と長く、高温や乾燥に強いので夏場も育てられます。食用はもちろん観賞用にも最適な野菜です。鮮やかなスイスチャードは、ただ洗って切るだけでお洒落なサラダが出来上がります。和食との相性も良く、塩茹でして刻み、ごま油や塩で味をつけてご飯と混ぜる、スイスチャードおにぎりも美味しく食べられますよ。

スティックセニョールは、茎ブロッコリーとも呼ばれます。種まきは2月〜8月、苗植えなら3月〜9月までと、育てはじめのタイミングが多いのが嬉しいですよね。育て方のポイントは、主軸につく花蕾を切ってしまうこと。この作業によって収穫量が多くなりますよ。茹でてもよし、炒めてもよしの万能野菜です。

ここまでタイプ別におすすめの家庭菜園向き野菜を紹介してきました。皆さんにピッタリの野菜は見つかりましたか?どの野菜も気軽に育てられるので、是非試してみてくださいね。

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