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【初心者向き】「ベビーリーフ栽培」で厳しい夏を乗り越えよう!【ベランダで簡単に育ちます】

猛暑日が続く厳しい夏、涼しいはずの室内にいても熱中症になってしまう方が多く、こまめな水分補給が欠かせません。新型感染症の不安も消えず、せっかくのお盆休みも家から出られなかったという方も多いのではないでしょうか。今日は「少しでもこの暑さを忘れられるような何かを探している」という方に、自宅で簡単にできる「ベビーリーフ栽培」をオススメしたいと思います。通年出回っているのでいつでも育てることができますが、8〜9月にかけてが特に育てやすいので、今ぐらいの時期に始めるのが最適です。プランター栽培も可能なので、マンションのベランダでも充分に育てられます。きれいな緑色の葉っぱで見た目もきれいですし、短い栽培期間で食べることもできます。まだまだ続く厳しい残暑をベビーリーフと一緒に乗り越えてみませんか?

目次

そもそもベビーリーフって?

「ベビーリーフ」とは、その名の通り野菜の幼葉(赤ちゃんの葉っぱ)のことです。特定の植物のことを指しているのではなく、さまざまな種類の若い葉の総称なんです。葉を食べられる野菜ならば、全てがベビーリーフに分類されます。キャベツの仲間であるレッドケールや、レタスの仲間であるグリーンロメイン、ルッコラ、ビーツ、ホウレンソウ、小松菜、水菜などが代表的です。ひとつの種類に絞った商品もありますが、基本的には、いくつかの種類を混ぜたものがミックスパックとして売られています。スーパーではなくコンビニでも買うことができるため、消費量は年々増えています。また、通年で出回っているので、いつでも手に入れることができるという特徴があります。幼葉は、成長した野菜よりも食感が柔らかいうえに、発芽してから比較的早くに収穫するため、植物として持っている栄養を丸ごと摂取することができるという利点があります。切ったり皮を剥いたりするなどの下ごしらえが要らず、洗ってすぐに食べられる手軽さも魅力のひとつです。

ベビーリーフの育て方は?

ベビーリーフ栽培の最大の特徴は、「栽培期間が短くて済むこと」です。もやしとスプラウトに次いで、早く収穫することが可能です。また、栽培の際に広いスペースを必要とせず、プランター栽培に適しているのはもちろんですが、小さな鉢や木箱、タッパーでも育てられます。種さえ買ってくればすぐに栽培を始めることができるので、まさに初心者向きの植物と言えます。ベビーリーフは通年栽培されていますが、夏場は特に育つのが早く、2〜3日で芽が出て、1ヶ月ほどで収穫が可能になります。日当たりを好むため、陽射しの入る風通しの良い場所で育てます。

プランターでの栽培方法

プランターはどのようなものを使っても構いません。土は普通の野菜用培養土を使用しますが、種まき用の土でも問題ありません。どちらもホームセンターで手軽に購入することが可能です。ベビーリーフの種もホームセンターで購入できます。いくつかの品種をミックスしたものが定番ですが、特定の葉っぱを育てたいという場合は、単一品種を買うといいでしょう。チコリー、グリーンオーク、ルッコラ、スイスチャードなどが育てやすいです。

種をまく際に気を付けなくてはならないのが「土をしっかり湿らせておくこと」です。ベランダで栽培する場合、この時期は特に水分が乾きやすいため、充分に土を湿らせたうえで種をまくようにしてください。プランターの場合、種は「すじまき」ではなく「ばらまき」で大丈夫です。土に近いところからまくと種が固まってしまうので、少し高いところから散らすようにしてばらまきます。まき終わったら上から土をかけて、じょうろを使ってゆっくりと水をかけます。発芽するまでは、土が乾くことがないようにこまめに水やりをしましょう。

ベビーリーフは栽培期間が短いので、肥料はたっぷりと与えます。場合によっては、種まきの前にコンポストや堆肥、化成肥料を土に混ぜておいてもいいでしょう。その後は、成育中に葉の色が薄かったり、黄色っぽいようであれば、薄めた液体肥料を与えてください。生育期間が短いこともあり、ベビーリーフはあまり病気になることはありません。ただし、害虫は寄ってくるので、必要に応じて防虫ネットを被せるなどして気を付けましょう。

いつ収穫できる?

段々と葉っぱが育ってきて、「そろそろ食べられそうな大きさだな」と思えたら収穫のタイミングです。葉の大きさはだいたい10〜15センチくらいになっています。収穫の際は、ハサミの先端で葉の付け根から、他の葉を傷付けないよう注意して、外側の葉っぱだけをカットします。こうして新芽を残しておけば、数日後には新しく若い葉が伸び、再び収穫することが可能です。ですので、間引きを行う際は、葉っぱではなく根の部分を切るようにして間引くことになります。ただし、他の野菜とは違って幼葉を収穫するベビーリーフは、密集栽培でも問題なく育ちます。適度に育ったものを間引きして収穫しつつ、新芽を残して栽培を続けていくのが、ベビーリーフ栽培のコツです。

どうやって食べるの?

一度の収穫で結構な量が採れるため、ボリュームの多いサラダとして食べるのが定番です。ミックスされている葉っぱの種類にもよりますが、チコリーやエンダイブ、夏場のレタスには苦味が含まれています。「どうしても苦味が気になる」という方は、ドレッシングの味で苦味を抑えたうえで食べることをオススメします。サラダ以外だと、炒めものやナムルに適しています。煮込めば味が出るため、スープの具材として活躍することも多いです。また、種類によって栄養素が異なるため、状況に応じて使い分けることができるのもベビーリーフの魅力のひとつです。

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