ほうれん草カレーでフードロス解消!?〜廃棄野菜の活用〜
みなさん、こんにちは。ツチカウ編集部の谷口です。
カレーに入っている野菜と言えば何を思い浮かべますか?
オーソドックスなカレーに入っている野菜と言えば「じゃがいも」「にんじん」「たまねぎ」ですかね。
「なす」や「かぼちゃ」も意外とカレーによく合います。
今回紹介するカレーは、なんと「ほうれん草」がメインのカレーです!
ほうれん草がメインの「野辺山ほうれん草カレーペースト」
ほうれん草がメインのカレー。その名も「野辺山ほうれん草カレーペースト」は、ほうれん草生産量トップクラスを誇る株式会社アグレス(所在地:長野県南佐久郡、代表取締役社長:土屋梓、以下 アグレス)が開発したカレーペーストです。
「野辺山ほうれん草カレーペースト」は、1瓶250mlにつき200gのほうれん草が使用されているそうです。濃密ですね…!
色も緑色です。どんな味がするのか、興味をそそられます…。
野辺山ほうれん草カレーペーストの開発理由
一体なぜ、野辺山ほうれん草カレーペーストは開発されたのでしょうか。
その理由は、2つあります。
1つ目の理由は、フードロスを減らす、とくに廃棄野菜を減らすためです。
アグレス社では、1日に2トンのほうれん草を出荷するそうです。その際なんと1トンもの廃棄が生じているとのこと。これは大きなロスです。
しかし、廃棄野菜の多くは葉が少し折れた程度のため、おいしく食べられます。
2つ目の理由は、葉物野菜は廃棄が多く、再利用も進んでいないからです。
葉物野菜は扱いが難しい野菜です。ほうれん草は出荷時の重量が基準となるため、水で洗うのはかさ増しとなるのでできません。そして、ほうれん草に水分が付いていると、非常に痛みやすくなってしまいます。そのため、少し汚れているだけで、そのほうれん草は廃棄となります。
“日本最濃”ほうれん草を日本で最も多く使った特濃カレー「野辺山ほうれん草カレーペースト」を開発、先行販売も開始|PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000065265.html
ほうれん草は非常にデリケートな野菜なんですね。
上記のような、ほうれん草の廃棄問題を解決する目的も有り「野辺山ほうれん草カレーペースト」は開発されました。
「野辺山ほうれん草カレーペースト」 のこだわり
ほうれん草が贅沢に使用されている「野辺山ほうれん草カレーペースト」は、どのようなこだわりが詰まっているのでしょうか。
「野辺山ほうれん草カレーペースト」のこだわりは以下の3つです。
1.ひと瓶250mlに、ほうれん草200g使用
“日本最濃”ほうれん草を日本で最も多く使った特濃カレー「野辺山ほうれん草カレーペースト」を開発、先行販売も開始|PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000065265.html
2.水をいっさい加えず、野菜の水分だけで調理
3.野菜のほかは調味料・香辛料のみを使用
3つのこだわりを見ると、野菜が濃縮されたカレーであることがよく分かりますね。
「ほうれん草カレーペースト」を購入するには?
「ほうれん草カレーペースト」はクラウドファンディングサイト上で先行販売されています。
売上は、廃棄野菜を活用した新たな商品の開発投資に活用されるそうです。
みなさんもこの機会に、「ほうれん草カレーペースト」を食べながらフードロスについて考えてみてはいかがでしょうか。