雑草と戦う農家さんの強い味方「水田株間除草カッター中干しの達人」
みなさん、こんにちは。ツチカウ編集部の谷口です。
「中干し時期の稲間の除草はどうしたらいいんだろう、、、」
そんな悩みを抱えた、有機栽培を営むお米農家さんも多いのではないでしょうか。
実はその悩み、三陽金属株式会社が解決してくれるんです。
三陽金属株式会社と「水田株間除草カッター中干しの達人」
三陽金属株式会社は「水田株間除草カッター中干しの達人」をどのようにして生み出したのでしょうか
三陽金属株式会社とは
三陽金属株式会社(本社:兵庫県三木市鳥町301-1、代表取締役社長:五本上 照正)は刈払機用チップソー、刈払刃、刈払機関連商品などの製造販売をしています。
今回ツチカウ編集部が迫った「水田株間除草カッター中干しの達人」をはじめ、除草や伐採などに関する課題を解決してくれる、農家さんの強い味方です。
三陽金属株式会社が中干し期間中の除草に特化した製品を作った理由
三陽金属株式会社では、田植え後の初期の雑草を除去する「水草カッター」や、水田の水際に特化した「水際の達人」、畑の畝を除草する「畑のシェーバー」などの水田や畑で使用する除草用具を開発していました。
そんな中、 有機栽培を営んでいるお米農家さんから「中干し時期に稲間の雑草を除草するカッターが欲しい」という意見が三陽金属株式会社に届きます。
「水草カッター」「水際の達人」「畑のシェーバー」の開発中や発売後の市場調査でも、作物を傷つけずに除草したいという声が多くあったそうです。
そこで三陽金属株式会社は、上記のようなユーザーの悩みを解決するために、社内のノウハウで実現できる方法を考えました。その結果、チップソーとカバーを組み合わせることでお客様の要望に応えることができるのでは、と考えました。
そうして生まれたのが、「水田株間除草カッター中干しの達人」です。
「水田株間除草カッター中干しの達人」の特徴
「水田株間除草カッター中干しの達人」は、通常の刈払機に取り付けるだけで使用できる優れものです。
「水田株間除草カッター中干しの達人」の開発コンセプトは作物を傷つけない除草用具です。通常のチップソーは径の大きいものが多く、刈払機を左右に振って使用するため、稲株を傷つけてしまいます。一方、「水田株間除草カッター中干しの達人」は、狭い株間でも直進して雑草が刈れるように、直径13cmの超小径なチップソーと保護カバーが取付けられています。そのため、作物を傷つけることなく、安心して草を刈ることができるのです。
その他にも、「水田株間除草カッター中干しの達人」には、作物を傷つけないための工夫が数多く施されています。
保護カバー
一般的に、稲と稲の間隔は平均15~18cmと言われています。そんな狭い幅でも通れるよう、「水田株間除草カッター中干しの達人」の全体幅は15cmとなっています。
カバーベース
「水田株間除草カッター中干しの達人」のカバーベースは、発売当初はフラットで左右対称な形状でした。しかし、カバーが変形するという声や刈草が溜まるといったユーザーからの意見があったそうです。
そのような場合、材料の厚みを変更し強度を上げるのが通常の対策方法ですが 、それだと重量が増えてしまい、操作性が下がってしまいます。そのため、三陽金属株式会社は厚みを変更せず、カバーベースにリブを施して強度を上げました。さらに、左側の長さを変えることで刈った草が抜けやすくなるよう改良しました。
パイプガイド
刈払機への取付方法にも工夫が施されています。皆さんが所有する様々なタイプの刈払機に対応するため、パイプガイドという樹脂製の部品を用意。このパイプガイドがあることで、Uボルトを蝶ナットで締め付けるだけで簡単に刈払機に固定することができるのです。
Uボルト
刈払機のパイプを傷つけないために、Uボルトにはディッピング処理(液状のゴムをコーティングすること)が施されています。ディッピング処理には、刈払機の振動を吸収し、ナットを緩みにくくするという効果もあります。
樹脂カバー
オレンジの樹脂カバーは、実際に刈払機に取り付けた際に地面と平行になるようになっています。さらに、先端が地面に刺さりにくく、操作性もよくなるように設計されています。
また、田んぼで使用するという特性上、ぬかるんだ土に沈まない様に、地面の設置部分の幅が広く設計されています。
超小径チップソー
三陽金属株式会社では、社内一貫生産で純国産のチップソーを生産しています。
「水田株間除草カッター中干しの達人」には、そのノウハウが生かされた小径ながら切れ味、耐久性の高いチップソーが付けられています。
「水田株間除草カッター中干しの達人」を使うのがオススメの人
三陽金属株式会社の「水田株間除草カッター中干しの達人」はどんな人にオススメなのでしょうか。
自然栽培や有機栽培、周辺の環境により除草剤が使えない農家さん
「水田株間除草カッター中干しの達人」は、自然栽培や有機栽培、周辺の環境により除草剤が使えない水田や畑で栽培されている農家さんにオススメです。
例えば、三陽金属株式会社の地元である兵庫県の但馬では、コウノトリを保護するために、餌である生き物が生息しやすい環境づくりが行われています。そのため、農家さんにも、育苗段階からの有機質肥料の使用、無農薬または減農薬が求められています。「水田株間除草カッター中干しの達人」は上記の様な活動をされている農家さんにオススメです。
小規模の稲作・畑作農家さん
「水田株間除草カッター中干しの達人」は刈払機に取付けて楽に除草できるので、大型の農機具を使用できない場所や、三角ホーなどの手工具を利用して除草作業を行う農家さんにもオススメです。
腰の負担を軽減したい農家さん
「水田株間除草カッター中干しの達人」は刈払機を利用するため、腰を屈めることなく除草できます。また、歩きながらすいすい刈れるので作業効率も上がります。
稲以外の農作物の株際の除草に困っている農家さん
保護カバーがあるので、水田以外でも使用できます。ネギや大豆、トウモロコシ、ニンニク、ブロッコリー、にんじん等の作物の株際でもご使用いただけます。
経費の削減を考えている農家さん
三陽金属株式会社のチップソーは純日本製で耐久性抜群です。なので、1つのチップソーを長く使用したい農家さんにオススメです。
さらに、替刃式でチップソーのみの交換が可能なのでとても経済的です。
「水田株間除草カッター中干しの達人」の魅力まとめ
雑草と戦う農家さんの強い味方、三陽金属株式会社。
そんな三陽金属株式会社が、ユーザーの思いを汲み取って開発した「水田株間除草カッター中干しの達人」
三陽金属株式会社は、今後も農家さんの期待に応えられるような製品を提供し、広めてくれるでしょう!