農業メディア TSUCHIKAU (ツチカウ)2021年6月「水耕栽培」特集
みなさん、こんにちは。ツチカウ編集部です。
梅雨真っ只中の日本列島。
ジメジメとした嫌なシーズンの到来ですが、雨が降らなければ田畑も潤わず…
なんとも複雑な心境です。
さて、今回は日光がなくても大丈夫!
こんな季節でもスグに始められる「水耕栽培」についてご紹介したいと思います。
ツチカウ記事でも特に人気の「水耕栽培」。
過去の水耕栽培記事一覧はこちら
気軽に始められる! 水耕栽培のススメ
今なおコロナの収束も見えず、窮屈な日々が続きますが、そんな時だからこそ充実させたいおうち時間。育てる楽しみや収穫の喜びに加え、グリーンのインテリアとしても映える水耕栽培は、土を使って栽培する土耕栽培に比べて簡単で早く育ち、初心者の方にもオススメです。
苗(または種)と液体肥料を購入すれば、あとはペットボトルなど容器と水があればOK。
初期費用が比較的安くすむのも嬉しいポイントです。
安心・安全な無農薬野菜も期待
さて、水耕栽培の魅力といえば手軽に始められることにありますが、その他にも様々なメリットがあげられます。
- 畑や庭など土地がなくても大丈夫
- キッチンや洗面所など室内で始められる
- 土を使わないため汚れる心配がなく雑草とも無縁
- 天候に左右されない
- 害虫がつきにくく無農薬野菜が期待できる etc
梅雨が終わると猛暑の夏を迎え、さらにはゲリラ豪雨や台風など、近年、日本の空模様はなにかと不安定です。そんな中、やはり“天候に左右されず”栽培ができるというのは、かなり大きい利点かもしれません。
LED電球で育つ野菜もあるそうで、日当たりにこだわる必要もありません。
知れば知るほどお手軽な水耕栽培。思いたったらすぐに始められますね。
身近にグリーンのある生活を
レタスやルッコラ、小松菜など葉物野菜から、青しそやパセリ、バジルなどハーブ系まで、
水耕栽培では様々な植物を育てることができます。
もちろん、種や苗を購入して始めるのもいいですが、より簡単に手っ取り早くスタートしたい方は、根がついたままの豆苗やブロッコリースプラウトを購入してチャレンジしてみてはいかがですか?
料理する際、根元から茎を少し残してカットしたものを水に浸しておけば、また芽が伸びて再度収穫も可能に。
一度で何度でもオイシイ、お手軽な水耕栽培です。
また、バジルなどのハーブをちょっとおしゃれな瓶で栽培してみるのもオススメです。
鮮やかなグリーンが室内に彩りを添え、爽やかな印象に。
収穫の喜びとはまた違った楽しみになりそうですね。
身近に植物のある生活は、それだけでなんだか豊かになったような気分になりませんか?
みなさんも、毎日の暮らしに癒しのグリーンを取り入れ、おうち時間を満喫してみてください。