クラダシと長野県松本市が食品ロス削減に向けた連携協定締結
2021年7月21日
社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシが、長野県松本市と食品ロス削減に向けた連携協定を締結することを7月13日に発表しました。
クラダシと松本市は、環境省の「令和2年度地方公共団体における食品ロス削減・食品リサイクル推進モデル事業」として松本市でフードシェアリングサービス導入の効果検証を行ってきました。その後食品ロス削減への効果が実現されたので、更なる取り組み強化のために今回の連携協定が締結されました。
具体的には
- 松本市民や地域企業に対する食品ロス削減の啓蒙・啓発活動
- 「KURADASHI」を活用し、市内の食品メーカー等で廃棄される食品を販売
- 地元特産品の購買促進など地域企業の支援
- 災害の被害を受けた食品の支援
- フードバンク活動の支援
以上の取り組みをクラダシと松本市で推進していきます。
クラダシは、食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などの要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」で販売することでフードロスの削減に取り組む会社です。
一方松本市は、全国に先駆けて食品ロス削減活動を推進してきた自治体です。
宴会時に食べきれず廃棄となってしまう食べ物に注目し、乾杯の後の30分間とお開き前の10分間は自分の席について料理を楽しむことを呼びかけて食品ロスの削減を目指す「残さず食べよう!30・10運動」は松本市が発祥の地であり、今では全国各地で提唱されています。
2021年にはさらに食品ロスを削減していくために「松本市食品ロス削減推進計画」を策定しました。
食品ロス問題に真摯に向き合う企業と自治体が連携協定を結ぶことで、更なる食品ロス削減の推進が期待されます。
今後は、前述の取り組みに加えて
- 市内の事業者向けにKURADASHI導入セミナーを実施
- 松本市内で実施するイベントに、クラダシがブース出店
などが行われる予定です。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000014485.html