小さな野菜畑に欲張って、
トウモロコシ2株・ジャガイモ(種芋6個)・青しそ2株・パセリ1株・イタリアンパセリ1株・キュウリ1株・ミニトマト2株、これが今年挑戦している野菜たちです。
一般的な家庭の庭で、ほんの小さな野菜畑をはじめています。
初心者が試行錯誤、無理をしないをモットーに、楽しく野菜たちと向き合い収穫の喜びを
味わう! までをご紹介していきます。
目次
雑草の中での土づくり
先ずは、苗を植える場所作りから。
庭の一角、ここ!と決めた所の草むしりからスタートです。
雑草(主にドクダミ)は、むしるだけではなく、根っこから丁寧に抜きます。
抜ききれないので、スコップで掘って、天地返しの要領で頑張りました。
ドクダミなどは、根が少しでも残っているとそこから芽を出してくるので、この段階はしつこいくらい丁寧に!です。
前に花の苗を植えたときに、花と一緒にドクダミも育って、引っこ抜くのに苦労したことがあり、もっときちんと抜いておけば良かったと、後悔したことがあったので今回は念入りにしました。
次は、庭土なので野菜を作るための養分が足りていません。
痩せた土地では野菜たちが育ってくれないので肥料(化学肥料)を元肥として入れ込みました。
せまい猫の額のような庭での、野菜作りチャレンジですから、匂いがご近所迷惑になるのではないかと心配になり、堆肥などを使うことを避けました。
有機栽培に憧れがあったのですが、お手軽&無臭なので今回は化学肥料を使うことにしました。
長く効果が続くと言われる「マグァンプK」を深めに混ぜ込みました。
苗を定植してから、表面にも少し撒きます。
いよいよ苗の植え付け開始
先ずは、キュウリ。
キュウリの苗は園芸店から購入しました。
最初は種を買い、芽出しから挑戦とも思ったのです。
しかし、種からとなると苗がたくさん出来てしまい、困りそうなのでやめました。
キュウリを植えつけるための穴を掘り、水をたっぷりと溜まるぐらい入れて、苗を水鉢に入れるようにし、土を寄せかけ根の周りをそっとおさえ安定させます。
しばらくそのまま放置!後は大地とお日様に頼ります。
実はこの放置が、後で困ったことを引き起こしてしまいました。
色々な種類の野菜を育ててみたくなり、パセリ・青しそ・トウモロコシを、キュウリと同じように植えていきます。
薬味として利用価値の高い、
青しそとパセリの苗を買うときに、隣に
トウモロコシの苗が1ポットだけ売れ残っていたので、こちらも購入しました。
こんな狭いところにたくさん植えて!と本業の方が見たら眉根を寄せられそうですね。
トウモロコシにも大きくなってもらいたいので、春先に植えていたジャガイモは早めに収穫しようと考えています。
次に、ミニトマトを植えました。
野菜栽培が初心者でも十分に収穫を楽しめるようなので、
2種類のミニトマトを1株ずつ植えてみました。
トマトはあまり雨が当たらない方が良いと聞いていたので、家の側で軒下に定植することにしました。
こちらも同じ肥料を使っています。
成長が早いのは?
キュウリの成長は、グングンという言葉がピッタリのように、早いです。
キュウリに一番花が付きました、下の方で成らせてしまうと泥はねなどで病気になりやすいのと、分枝させて多く収穫するため早めに摘み取るそうなので、こちらは取りました。
次々と花が付きチビキュウリもでき始めています。
因みに、キュウリって蕾の時から実が成るのと成らないのがハッキリわかります。
雄花、雌花が分かりやすいのです。
蕾の段階で何本収穫できそうだ、と分かると、収穫後にどう料理に使おうか想像がつき、楽しみが倍増しました。
次にミニトマトも負けじと育って実も付きました。
ミニトマトは実がつくまでは早かったのですが、なかなか赤くなってくれません。
肥料が足りないのかと、急ぎ追肥をしてみました。
苗の定植から収穫までにおこなったこと!
キュウリやミニトマト、トウモロコシなど地上部に実を成らせる野菜は、上に上にと伸びると同時に根元も太くなり盛り上がってきました。
根元があらわになってきているので、根元に土を寄せるようにかけてあげます。
土をかけることにより、根張りが良くなりぐらつかないしっかりした幹になりました。
もう一つ大事な肥料、そろそろ栄養が足りなくなり始めているようなので、追肥をしました。
根に直接かからないように気を付けながら、ドーナツ状に撒き土になじませました。
少しずつ収穫開始
トウモロコシの成長を思って、ジャガイモを掘り始めました。
もう!カワイイのが1株に9個も付いていました。
このジャガイモは「きたあかり」という品種です。
実は、台所の隅で芽を出してしまっていたのを、畑候補地の側に”ズボッズボッ”と埋めていたのが成長してくれたのでした。
ほぼ、種芋の養分だけで育った感じで、こんなに収穫できました。
これに気をよくして、来年は肥料も与えてしっかりと栽培しよう!と目論んでいます。
キュウリにジャガイモ、新鮮野菜のお披露目できました。
収穫して美味しくいただく
早速、キュウリを生ハム巻きと、辛子漬けにしました。
<レシピ>
*生ハム巻き>キュウリを三等分にして二つに割る、食べる直前に生ハムを巻きます。
”食べる直前に”というのには訳があります。
早くから生ハムを巻いておくと、生ハムの塩分によりキュウリから水分が出てきてしまい水っぽくなってしまうからです。
*辛子漬け>キュウリを食べやすい大きさに乱切りにして、ビニール袋に入れ辛子漬けのもとを振り入れて軽くもみます。空気を抜くようにしながら袋の口を結び閉じます。
冷蔵庫に入れて、キュウリから水分が出て水っぽくなったら食べ時です。
自家栽培で食卓がにぎわうのは、幸せですね!
収穫最盛期に突入
トウモロコシも収穫できました!
見事にバラバラでした。
肥料が足りなかったのですね、惨敗です。
でもせっかく収穫したのだからと、蒸かして頂きました。
味は意外にも甘くて美味しかったです。
どうすると良かったのか?今後の課題です。
キュウリだけは、毎日収穫できています。
採り忘れると、すぐに太くなってしまいます。
最初の頃と違って曲がったキュウリになってきました。
調べてみましたら、水分不足や肥料不足が原因とのことでした。
晴天が続いているにもかかわらず、水やりをしていませんでした。
プランター栽培と違って、地植えは水やりしなくていいかなと思いそのままにしておいたからでした。
水やりして、追肥をしたら真っすぐになってきました。
地植えでもほったらかしはダメ!ということを痛感しました。
ミニトマトも驚くほど収穫できています。
なかなか赤くならなくて心配したのですが、色づき始めたらあっという間でした。
買ってきた苗には赤い実が表示されていたのですが、黄色い実がなり、何だか得した気分です。
トマト系は雨にあたらない方が良い、と聞いていたので軒下に植えたのですが、今年は雨が少なく逆に、水分不足で皮が硬めのトマトになってしまいました。
採りたては、トマト特有の匂いも強くて、トマト好きには最高です。
家庭栽培の醍醐味を味わいました。
まとめ
猫の額ほどの小さな野菜畑で、色々育ててみたら、楽しくて美味しい日々を過ごすことができました。
何よりも、消毒などもしていないので、収穫しながらお口にポイっとでき、野菜本来の味を堪能できたことが、一番の収穫になりました。
失敗もありましたが、次回は「こうしよう、ああしよう」等と、今から楽しみになっています。
美味しく収穫させてくれた大地に感謝して、次に栽培しようと思う野菜のためにも、土づくりをしっかりと行おうと思います。