刈払機に使用する混合油(ガソリンとオイル)の割合は 100:1 オイルがオススメ!
今回は刈払機に使用する2サイクルエンジン用「混合油」についてです。
割合も 100:1〜20:1 と幅がありますが、判断の基準が分からない!という方に参考にしていただければと思います。
刈払機はなぜ混合しなければならないの?
2サイクルエンジンは、4サイクルエンジンのように、エンジンが焼き付かないようにする為の、エンジンオイル部分を搭載しないことで、軽さを実現しているエンジンです。
したがって、ガソリンにオイルを混ぜることで焼き付きを防止する仕様になっています。(オイルを混合せずにエンジンを回すと10分位でエンジンが焼き付いてしまうようです)
潤滑油の役割ですね。
混合油 100:1 が良い理由
こんな大切な役割をしているオイルですが、問題もあります。それは、オイルがガソリンより燃えにくいことや、燃えたカスが出ることです。
このカスがマフラーを詰まらせたり、プラグを黒くなってしまったりして、消耗品の交換率を上げてしまいます。
つまり、混ぜるオイルの割合の濃度が上がれば上がるほど消耗品やマフラーに負担がかかるということです。
刈払機を長く愛用しようと思われている方は、出来るだけ負担をかけずに使用したい!と思いますよね。そうしますと…ポイントは
・エンジンの焼きつきをさせない
・出来るだけ消耗品に負担をかけない
の2点になり、エンジンが焼き付かない程度に濃度を薄く使用することが大事になりますよね。
濃度が一番薄くて済むのは… そう!「100:1」ですよね。
50:1と機械に記載されている場合でも大丈夫!
100:1 が一番エンジンの消耗品交換率を下げることが分かりました。
ここで「うちのはキャップに 50:1 と書いてあるから使えないよ」と思われた方もいらっしゃいますよね。
実は、2サイクルエンジン用であれば機械に依存しないのだそうです。つまり、刈払機に記載されている、混合の割合が 50:1 、25:1 であったり、純正のオイルが 50:1 のものしかなかったとしても、他メーカーの 100:1 のものを使用出来るということです!(むしろ 100:1 の方が先ほどの理由からオススメできます)
「うちのには使えないよ!」と思っていらした方にもご安心いただけましたでしょうか?
※これは刈払機には有効ですが、チェンソーなどはまた違うようなので販売店にご相談ください
「 100:1 のものは高いでしょ?」とお考えの方に
確かに他の倍率のものより金額は高いですが(勿論ものによります)、100:1で良いということは使用量が25:1の1/4、50:1の「1/2」で済むということ。且つ、負担も少なくなるので消耗品の交換率も下がることが予想されます。
そういったことも含めトータルで考えますと、コストは同じくらいなのではないかと考えられます。
「101:1」は危険です
100:1を使用するぞ!ということになりましたら、とにかく正確に量ることをオススメ致します。「正確に」というと緊張してしまうのですが、要は「100:1」以上に薄くするとエンジンが焼き付くので、ご注意ください!(正確でなくても「101:1」はNGですが、「98:1」や「95:1」なら大丈夫です)
混合されたものも販売されていますが、試用期間が1年位なので、「面倒なのがイヤ!」で「1年に沢山使用する」という方にはオススメです。
さいごに
参考になりましたでしょうか?「50:1のものに決めている。」という方も、お近くの販売店にご相談してみては如何でしょうか?お持ちの刈払機に合う負担の少ないオイルは違うかもしれません!
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