畦草刈機vs刈払機|知るべきメリット・デメリット
こんにちは、農機具販売サイト「ノウキナビ」の谷口です!
いよいよ田植えの季節がやってきますね!田植えのあと必要になるのがそう、「畦草刈り」です!
畦草刈りは稲作において重要な作業ですが、「重労働」「危険」「面倒くさい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな作業で使える農機具に、「畦草刈機」と「刈払機」の2パターンあります。どちらにもメリットもあればデメリットもありますので、農家さんごとに重視するポイントによって選ぶことが大切です。
この記事では、畦草刈りに使う「畦草刈機」と「刈払機」のそれぞれの特徴やおすすめ商品を紹介します。
畦草刈りで楽したい人は必読です!
畦草刈りに使える農機具は2種類【畦草刈機vs刈払機】
一般的に、畦草刈りには「畦草刈機」と「刈払機」のどちらかを使います。
畦草刈機の特徴(メリット・デメリット)
畦草刈機は、その名の通り畦草刈り(斜面の草刈り)に特化しています。自走式のものが多く、スパイダーモアとも呼ばれています。
税務上の耐用年数(償却期間)は7年ですが、ほとんどの場合は8年~10年程度使えます。また、替刃の交換は1年~3年に1度くらいのペースです。
そんな畦草刈りは、「畦草刈りの作業が楽」ということが最大のメリットです。当社の農機具販売スタッフも、斜面で畦草刈りを行いますが、「畦草刈りを使うと労力は1/3くらいになるな~」と言っています。(個人的な感想)
「畦草刈りが楽になる」というメリットの一方、購入にあたって「1度に10万円以上の費用がかかる」ということがデメリットと言えます。
畦草刈りを購入する場合、安くても17万円、ハイエンドモデルだと25万円前後になります。
しかし、「畦草刈りが楽になるなら20万円くらい安いもんだ!」と言うお客様も多いのが実情です。(1度斜面で畦草刈り機を使うと刈払機には戻れない,,,というのも、隠れたデメリットかもしれません笑)
刈払機の特徴(メリット・デメリット)
刈払機は、畦草刈以外にも使います。防振機能付の製品やナイロンカッター対応製品など、バリエーションが多いのが特徴です。
そんな刈払機のメリットは、「数万円から購入可能」ということです。軽くて安い刈払機であれば、3万円代から購入できます。
一方、刈払機での畦草刈は、「重労働」「危険」「面倒くさい」ということです。(畦草刈機の一般的なイメージですね)
刈払機での畦草刈はとにかく大変で、前述の農機具販売スタッフ曰く「おれも怪我したことある。」とのこと。
畦草刈りは急斜面での作業となりますから、身体が動く20代30代でも油断してはいけません。
畦草刈機と刈払機にはそれぞれ良いところがある
畦草刈機と刈払機には、それぞれ良いところがあります。畦草刈機の場合は、とにかく「畦草刈りの作業が楽になる」ということがメリットです。一方、刈払機の場合は、「数万円代で購入できる」ため買い換えも簡単です。
お金をかけてでも楽をしたい人は畦草刈機、なるべくお金はかけずに頑張るという人は刈払機を選ぶと良いでしょう。
畦草刈機おすすめ商品
さて、ここからはノウキナビの農機具スタッフが厳選したおすすめの畦草刈機を紹介します。
スパイダーモア オーレック
スパイダーモアは、農機具メーカー「オーレック」の畦草刈機です。
スパイダーモア オーレックのポイント
- 長い法面(畦)での草刈りでも安全
- 斜面におりずに法面の草刈りができるため、身体への負担も少ない
- フリーナイフなので、刃が石に当たっても傷つきづらい
- 背の高い草を粉砕してくれるため、草刈り後の片付けが不要
小型種の「SP301」、中型種の「SP431F」、ハイエンドモデルの「SP852AF」の3種類があります。
オーレックのOEMとして、同じく農機具メーカー「共立」からも「AZ301」「AZ431F」「AZ852AF」の3種類が販売されています。
ノウキナビでは「オーレックSP852AF」が一番売れています!
おすすめの刈払機(畦草刈り用)
「畦草刈りは刈払機でやる…!」という方のために、なるべく軽くて作業がしやすい刈払機も紹介します。
刈払機 BKZシリーズ ゼノア
ゼノアの刈払機「BKZシリーズ」は、畦草刈機にも使えます。
刈払機 BKZシリーズのポイント
- スイベルギヤケースとエンジン部が自由自在に回転します(特許取得済み「くるくるカッター」)
- 大型燃料タンクはフレーム内に収納。背中にフィットして低振動です
- スプリング4点マウントで身体に伝わる振動が大幅削減されています
大型燃料タンクはフレーム内に収納。背中にフィットして低振動です。
スプリング4点マウントで身体に伝わる振動も大幅削減されています。
「BKZシリーズ」の中でも「BKZ275」「BKZ315」シリーズがおすすめです。
刈払機 TRZ235 TRZ
ゼノアの刈払機「TRZ235」も、畦草刈機にも使えます。
刈払機 BKZシリーズのポイント
- 軽量なので畦草刈りに最適
- 新型キャブレター搭載
- ハイパワー&信頼性抜群な軽作業向け刈払機
両手ハンドルタイプがいい人は「TRZ235W」を、ループハンドルタイプがいい人は「TRZ235L」を選びましょう
ノウキナビで一番人気!オーレックのスパイダーモア「SP852AF」
ノウキナビで売れているのは、なんといってもオーレックのスパイダーモア「SP852AF」です。
こちらはスパイダーモアのハイエンドモデルですが、その便利さから大人気商品となっています。
使い方は簡単で、当社の女性スタッフもバリバリ使いこなしています。
詳細な使い方はこちらの動画で紹介しているので、是非ご覧ください。
※2024年3月時点で最新機種はSP853です。
スパイダーモアってオーレックと共立で違いはあるの?
スパイダーモア、いわゆる「畦草刈機」には、オーレックの「SPシリーズ」と共立の「AZシリーズ」があります。
よく「オーレックと共立で違いはあるの?」と聞かれることがありますが、実際のところ違いはありません。
ただ、価格は若干違いますので、その点はご確認ください。ノウキナビではオーレック製の方が若干お安くなっています。
スパイダーモアに欠点はあるの?
「そんなにスパイダーモアばっかりごり押しして、、、欠点もあるんじゃないの?」ということもよく言われます。
もちろん、スパイダーモアには欠点があります。それはズバリ、「伸びすぎた草は刈れない」ということです。
ハイパワーな刈払機では、ボーボーに伸びた畦も刈れますが、スパイダーモアはボーボーの畦には向いていません。
つまり、頻繁に畦草刈りをする必要があります。
また、側溝やネットなどの障害物がある場合も作業しづらいです。
しかし、このデメリットの分、畦をつねに綺麗にし、頻繁に草刈りをするということは、畦は常に良好な状態です。
風通しもよくなり、病気防止にもつながるので、おいしいお米を作りたい!と言う方はスパイダーモアを選ぶことが多いです。
目的別に草刈機を選ぼう
この記事では、畦草刈りにおすすめな草刈機として、「畦草刈機」と「刈払機」を紹介しました。
それぞれの特徴をまとめると次の通りです。
畦草刈機のメリット
- 畦草刈り作業が楽(労力は1/3くらい※当社スタッフの感想)
- 頻繁に草刈りをするので、畦が良好な状態に保てる
- 膝丈程度の草なら粉砕してくれる(草刈り後の片付け不要)
畦草刈機のデメリット
- 購入には20万円くらいかかる
- 膝丈より伸びすぎた草は刈れないので、頻繁に草刈りする必要がある
刈払機のメリット
- 安い
- ボーボーでも刈れる
- 障害物があっても刈りやすい
刈払機のデメリット
- 畦での作業は身体への負担が大きい
- 作業中に畦から転がり落ちる危険もある
畦草刈機と刈払機、それぞれの特徴をふまえ、目的にあった草刈り機を選びましょう!
ノウキナビでは、電話でのお問い合わせも受け付けています。ご不明な点・もっと知りたいことがある方は、
フリーダイヤル:0120-555-071
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