草刈機や刈払機の排気量の選び方 | 用途別の排気量とエンジン式草刈機のオススメを紹介！

こんにちは、世界を股にかける農機具屋「唐沢農機サービス」の谷口です。

草刈機や刈払機を選ぶ際、必ず聞かれるのが「どのくらいの排気量にしますか？」ということではないでしょうか。

用途別に適切な排気量を選ぶことは、作業の効率化や身体への負担軽減につながります。しかし、「自分はいったい、どのくらいの排気量を選べばいいんだろう」とお悩みの方も少なくありません。

そこでこの記事では、用途別の排気量と、それぞれの排気量でのオススメ機種を紹介します。草刈機や刈払機を買おうと思っている人は必見です。

そもそも排気量とは

排気量とは、簡単にいうと「エンジンが吸い込める空気と燃料の容量」のことです。そのため、単位は「cc（キュービック・センチメートル）」または「cm3（立方センチメートル）」で表されます。ちなみに、ccとcm3は同じ意味です。

排気量が大きければ大きいほど、エンジンパワーが大きくなる、と覚えておきましょう。

また、排気量が大きくなれば大きくなるほど、エンジンの重量も大きくなります。つまり、「パワーがある草刈機や刈払機は重い」ということです。

草刈機や刈払機の排気量の選び方

草刈機や刈払機の排気量は、用途別で選ぶ必要があります。なぜなら、どんな草を刈るかによって、必要なパワーは異なるからです。

ここからは、用途別に必要な排気量を紹介していきます。

庭や駐車場、公園、家庭菜園の草刈りなら排気量23cc

庭や駐車場、公園、家庭菜園の草刈りなら、排気量23ccクラスがオススメです。

23ccクラスは草刈機や刈払機の中でもパワーがない部類です。そのため、あまりに生い茂った草を刈るのには向いていません。

しかし、排気量が少ない分、軽量なのが23ccクラスの良いところです。

畑や田んぼの草刈りなら26cc

畑や田んぼの草刈りなら、排気量26ccクラスがオススメです。

26ccクラスはある程度のパワーなので、広範囲の草刈りでも耐えられます。そのため、夏前の草刈りや、しばらく放置していた畑、畦畔などの草刈りも可能です。

26ccクラスは23ccクラスと比較すると重量があるため、長時間使う場合はなるべく軽い型式を選ぶようにしましょう。

山林の下草処理なら30cc

山林の下草処理など、ハードな使い方をする場合は30ccクラス以上を選びましょう。

このレベルは山林作業者やプロの造園業の方が購入することが多いですが、短い時間で草刈りを終わらせたい農家さんにもオススメです。

30ccクラスは重量もあるので、防振機能がついた背負い式刈払機などもお試しください。

排気量ごとのオススメ機種

草刈機と刈払機の排気量は、23cc・26cc・30ccの3クラスに大別されることを紹介しました。

ここからは、各排気量別にオススメの刈払機を紹介します。

23ccなら「TRZ235」シリーズ

23ccクラスなら、ゼノアの「TRZ235シリーズ」がオススメです。

刈払機が重いと肩や腰への負担も大きいですが、TRZ235シリーズは軽量なので身体への負担も少なくなっています。

新型キャブレター搭載で、軽量ながらハイパワー＆信頼性抜群な軽作業向け刈払機です。

26ccなら「BCZ275」シリーズ

26㏄クラスなら、ゼノアの「BCZ275シリーズ」がオススメです。

EZスタート搭載なので、軽い引き力で引けて簡単に始動します。始動性・加速性に選れた新型チョーク機構「デュアルチョークキャブレタ」も搭載されているので、作業もスムーズに行えます。

また、G仕様は丈夫なジュラルミンパイプ仕様で、強度はアルミパイプの約1.5倍です。ハードな使用にも耐えられる刈払機を探している人はお試しください。

30㏄ならゼノアの「BKZ315シリーズ」がオススメ

30㏄クラスなら、ゼノアの「BKZ315シリーズ」がオススメです。

農作業の強い味方「背負い式刈払機」はハイパワーで便利ですが、振動や重さは身体への負担になります。

ゼノアの刈払機「BKZ315シリーズ」は、そんな課題を解決してくれる刈払機です。大型燃料タンクはフレーム内に収納。背中にフィットして低振動です。スプリング4点マウントで身体に伝わる振動も大幅削減されています。

また、「BKZ315シリーズ」は、身体の左右どちらでも作業ができます。スイベルギヤケースとエンジン部は、自由自在に回転するようになっていて（特許取得済み「くるくるカッター」）、操作時の自由度がアップしているため、右でも左でも作業ができるのです！

草刈機や刈払機は用途別の排気量の機種をネットで買おう

草刈機や刈払機は、用途によってオススメの排気量がことなります。

草刈機や刈払機を買う際は、目的にあった排気量の機種を選ぶことが重要です。

また、草刈機や刈払機はネットで買うこともできますので、必要な排気量で検索してみてください。

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