アグリテクノサーチトラクター用目皿式播種機の播種間隔の調整方法を解説します
こんにちは、マーケティング事業部の神林です。
本日は、トラクター用播種機で有名な「アグリテクノサーチ」の「目皿式播種機」についてご紹介します。
アグリテクノサーチでは、いくつかの種類のトラクター用播種機を用意していますが、本日ご紹介するのは「目皿式播種機」シリーズ「クリーンシーダTDRG」に関することです。
目皿式播種機とは
目皿式播種機とは播種の機構に「目皿」を採用している播種機です。
見てもらった方が早いので、動画、画像を貼ります。(音が出ます。)
種を入れるホッパーを外すと、このような目皿が入っており、目皿に一粒ずつ種が入り込み、播種できるようになっています。
目皿が回転することで、播種間隔をそろえ播種していきます。
ご覧の通り目皿の目の大きさは大きくなっており、どちらかといえば「大粒種子」である大豆、小豆、コーンなどに使われます。
葉物野菜などの小粒種子では、目皿式播種機は使用できません。
大粒種子でも、種の種類によって、専用の目皿が準備されていますので、播種したい種にあった目皿を用意する必要があります。
目皿を交換すれば、播種機自体は使い回せますので経済的です!
目皿式播種機は、ベルト式播種機などにくらべて、早いスピードでの播種ができることなど効率化をしたい農家さんに喜ばれているようです。
目皿式播種機の播種間隔の調整方法
目皿式播種機の播種間隔は、「目安表」が用意されていて、それを見ながら目皿とギアの組み合わせを変えることで調整できます。
下記の2つを確認します。
1,播種間隔を何cmにしたいか
2,目皿の目の数はいくつか
アグリテクノサーチのHPに目安表が乗っていますが、同じものを用意しました。
ケーススタディ
「播種間隔を25cmにしたい」
さきほどご覧いただいた、こちらの目皿で考えてみましょう。
目の数は16個ありますが、1列に何個あるかで数えます。
こちらの目皿の場合、8個×2列で16個なので、目安表としては「目皿の目の数は8つ」とカウントします。
アグリテクノサーチの目皿式播種機の播種間隔の調整は、この目皿の目数と、2つのギアの関係で調整できます。
カバーをあけると、次のようなチェーン&ギア×2が出てきます。
ギアは、目皿側と車輪側とがあります。
さらに、交換用のギアが付属していますので、これらの組み合わせを変えることで、播種間隔が調整できます。
今回、播種間隔を25cmにしたいというシチュエーションです。
目皿の目数は8でした。
この場合、目安表を見ると、
目皿側は「14」
車輪側は「10」のギアをつければ良いことがわかります。
実際に、交換作業のイメージ動画がありますので、御覧ください。(音が出ます。)
まとめ
アグリテクノサーチの目皿式播種機の播種間隔を調整したいときは、
調整したい播種間隔(cm)を確認し、目皿の目数を確認します。
目安表を見ながら、2つのギアを変更することで、希望の播種間隔に設定できます。
この記事が目皿式播種機の導入を検討している方の、一助となれば幸いです。
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