田んぼの草刈り作業を効率的にするコツとオススメ草刈機を紹介

稲作農家の皆さん、こんにちは。

農機具をネット通販で販売しているノウキナビの谷口です。

梅雨時からは、いよいよ田んぼの草刈り、すなわち畦の草刈りが本格的に始まりますね～

我が家の田んぼも、草刈りシーズンに突入しました。

この記事では、田んぼの草刈り作業を上手にやるコツと、オススメの草刈機を紹介します！

草刈り作業をラクに行える草刈機を知りたい方は必見です。

田んぼの草刈りを効率的にするには「高刈り」を意識する

田んぼの草刈り作業を効率的に行うには、高刈りを意識すると良いです。

稲作農家の皆さんなら高刈りという言葉を聞いたこともあるかもしれません。

念のため簡単に「高刈り」説明すると、地面すれすれに刈るのではなく、地面からある程度の高さ（10cm前後）の草丈を残して刈るのが高刈りです。

地面すれすれに草刈りすると、イネ科の雑草（上に伸びる雑草）が優勢になり、イネ科を好む害虫が寄ってきてしまいます。

しかし、高刈りすると、イネ科以外の雑草（地面に沿って横に伸びる雑草）が優勢になり、イネ科を好む害虫が寄ってきづらくなります。

そのため、通常よりも防除作業を頻繁に行わなくても良い、というのが高刈りの特徴です。（その分、頻繁に草刈りしないといけない、、という声もありますが笑）

最近では防除の手間や農薬を減らそうという機運が高まり、あえて草を残して刈る高刈りをする農家さんが増えています。

畦の草刈りには「畦草刈り用」の草刈機がオススメ

さて、畦草刈りを「高刈り」でするにしろ、普通に草刈りするにしろ、草刈りしないといけないことに変わりはありません。

畦の草刈りを効率的に行うには。畦草刈り用の草刈機を使うことがオススメです。

ここからは、ノウキナビへのお問い合わせが多い畦草刈り用の草刈機を2種類と、普通の刈払機でも畦草刈り向きなものを紹介します。

スパイダーモアー｜長い畦にオススメ

畦草刈り用の草刈機と言えば、スパイダーモアーが有名です。

とくに人気なのが、オーレックのスパイダーモアー「SPシリーズ」と、SPシリーズ同等品の共立ブランド「AZシリーズ」です。

これらは性能がまったく同じなので、どちらを買っても問題ありません。

オーレックは西日本、共立は東日本で有名なので、お住まいの地域に合わせて選んでも良いでしょう。

なお、私が住む長野県では、どちらもよく見かけます笑

オーレックの「スパイダーモアー」SPシリーズはこんな見た目です。

オーレック商品は、緑のボディが特徴です。

一方、共立の「AZシリーズ」はこんな見た目。SPシリーズとは色が違うだけです。

ウイングモアー｜平野部での畦にオススメ

ウイングモアーは、平野部での畦（法面がそれほど長くない畦）にオススメの畦草刈り用草刈機です。

法面の上部と側面を同時に刈れるので、刈払機で草刈りするよりはるかに効率的に作業できます。

ウイングモアーは、やはりオーレックの「WMシリーズ」が有名です。

法面がそれほど長くない場合は、WMシリーズのいずれかを選ぶと良いでしょう。

刈払機なら肩と腰への負担が少ないタイプがオススメ

「畦草刈り用の草刈機を買うほどではないけど、刈払機でもう少しラクに草刈りしたい」という方は、肩と腰への負担が少ないタイプを選んでみましょう。

ノウキナビで最近オススメしているのは、丸山製作所の刈払機です。

丸山製作所と言えば防除機やポンプが有名ですが、刈払機の性能にも定評があります。

丸山製作所の刈払機は身体の負担を減らす工夫が施されているので、1度商品ページをご覧ください。価格もお手頃なのでオススメです。

田んぼの草刈り（畦草刈り）は適切な草刈機で効率的に！

畦の草刈りは、稲の病気や害虫を防ぐための重要な作業です。

そのため、田植えから収穫まで、数え切れないくらい草刈りする必要があります。

しかし、稲作作業の中でも最も面倒くさく、最も重労働なのが草刈りではないでしょうか。

適切な草刈機を選べば、田んぼの草刈りは効率的に行えます。

田んぼの草刈りをラクに行う方法を探している方は、このページで紹介した草刈機をぜひお試しください。