お米作りに必要な農機を新車と中古車で比較してみました
農作業にはたくさんの農機が必要です。全てを新品で揃えるもなかなか大変・・・。
そこで、ざっくりですが「これから(5反歩ぐらいで)稲作を始める」としたら、どのような機械が必要で、どのように買えばお得なのかまとめてみました。
◆田植機◆
読んで字のごとく田植えをする機械。
歩行型と乗用型があります。
◆トラクター◆
最低でも20馬力以上が好ましいです。
ノウキナビでトラクターの中古を探す
◆ドライブハロー◆
トラクターに装着できる代掻き専用ロータリー。
無くてもトラクターの標準ロータリーでも代用できますが、ドライブハローの方が仕上がりよいです。
◆コンバイン◆
コンバインを使う場合は乾燥機も必要。実際は乾燥機を持っている方や農協などに頼む方が多い様です。
◇バインダー◇
稲を刈って麻ヒモで縛る機械。コンバインがない人が使用します。弊社の場合は8割以上のお客様が使っています。田んぼの面積が少ない人が使用しています。
ノウキナビでバインダーの中古を探す
◇ハーベスター◇
稲を脱穀する機械です。バインダーで刈った稲をはぜ掛け(天日)乾燥させてハーベスターで脱穀します。
最近の機種ははぜ掛け乾燥しなくても、脱穀ができます。
※バインダーとハーベスターはセットで持つ方が多いです。
歩行田植機、バインダー、ハーベスターを使用する場合は、5反歩ぐらいが限界じゃないかと思います。
バインダーで刈取り結束させて、はぜ掛けする場合、面積が大きいと大変ですよね。
その点コンバインの場合は、稲刈り脱穀を同時に行い乾燥機で一気に乾燥してしまうので簡単です。
これだけ揃えればお米作りは大丈夫です!
農業に詳しくない方は、こんなに機械が必要なんだ!とびっくりしますよね。
更に、地域性や田んぼの環境、作る人のこだわりなどで必要な機械もあります。
(畦塗り機、畔きり機、根切り機、除草機、刈払機、肥料撒き機、消毒機、斜面がり機、ワラ切りカッター等々。)
では、これだけ揃える為には、いくら位かかるのか、新車と中古でくらべてみましょう。
※価格は、新車はメーカー、中古は、年式、状態等によってバラつきがある為、ざっくりとおおよその価格です。一例ですのでこの価格で必ず購入できるわけではありません。
オールマイティー
【新車の場合】
トラクター25馬力以上 255万円
ドライブハロー 45万円
乗用田植機4条植 80万円
コンバイン2条刈(グレンタンク) 250万円
合計 630万円
※さらに乾燥機を導入するなら 150万円くらいプラスされます。
【中古の場合】
トラクター21馬力 60万円
ドライブハロー 10万円
乗用田植機4条植 40万円
コンバイン2条刈 30万円
合計 140万円
節約パターン
【新車の場合】
トラクター16馬力以上 150万円
歩行田植機2条植 45万円
バインダー1条刈 42万円
ハーベスター 52万円
合計 289万円
【中古の場合】
トラクター15馬力 20万円
歩行田植機2条植 5万円
バインダー1条刈 10万円
ハーベスター 15万円
合計50万円
農機具屋目線でいいますと、トラクターは他の作業にも使えるので、新車がオススメ。
コンバインも多機能で故障頻度も多めな機械なので他の機械より修理費用がかかる事も多いです。
これも新車がいいと思います。
お米作りを始める方に、少しでも参考になれば幸いです。
ノウキナビでできる4つのこと
新品農機の購入
部品の取り寄せ
メーカー純正パーツを取り寄せサービスを提供しています
中古農機の購入
コールセンター完備!ご不明点はお問い合わせください!
農機具の売却
日本全国の農機具販売店ネットワークの中からご自宅や倉庫まで農機具の引き取りに伺います