トラクターと作業機の取付が1時間短縮!ワンタッチヒッチ
トラクターは耕運するだけの機械だと思っていませんか?
いえいえ、そんなことはありません!!
ロータリーという耕運のための作業機とセットになった姿がイメージとして定着しているためか、ひっくるめて呼ばれることの多いトラクター。
ですが厳密に言うと座席やエンジン、タイヤの付いている前側が「トラクター」で、
目的に合わせて後部の「作業機」を付け替えることで多様な運用ができる農業機械です。
もちろん、ロータリー以外の作業機を取り付けることだって可能です。
前々回のブログでご紹介したフレールモア(草刈り作業用)や、ハロー(水田の代掻き用)
ライムソワー(肥料散布用)、畦塗り機 などなど様々な作業機が取り付けられます。
そこで今回は、作業機の取付革命!ワンタッチヒッチに注目してみましょう。
今回は作業機の取付方法その1と言うことで日農工の0型をご紹介します。
トラクターと作業機の間に白いフレームがあります。
これがワンタッチヒッチの部分になります。
写真は日農工の0型です、それ以外にA1・A2・B1・B2・L型・・・と沢山ありますが
そちらは後日またブログで紹介いたします。
今回は0型のご説明をします。
取付方法は、白いフレームの(三角フレーム)の頂点にフックがありますが、
そのフックを作業機の特定の位置に引っ掛ける事で、すべての接続部分がくっついてしまいます!
スゴイです!!
このおかげで、作業機の取り付け作業は激変しました。
ワンタッチヒッチがないころは、専用の工具がないと取り付けられず大変な作業でしたが、作業時間も1時間位は短縮され、断然楽になりました。
0型は主にニプロ(松山)・小橋工業・佐々木工業といった 作業機をメインに制作している企業が、トラクターメーカーのトラクターに接続するために多く採用しているようです。
馬力で言うと18馬力~35馬力前後まで対応可能になります。
まとめ
・トラクターとは走行する前側だけ
・ワンタッチヒッチがあると農家も修理屋も楽
・取り付け時間も1時間短縮