スパイダーモアをメーカーごとに徹底比較してみました。

みなさまこんにちは！広報の都竹です。
以前、こちらのブログにてハンマーナイフモアをメーカーごとに比較してみましたが、今回はスパイダーモアをメーカーごとに比較いたしました。
今後、スパイダーモアを購入する予定、スパイダーモアの購入を検討されているというみなさんの参考になれば幸いです。

スパイダーモアを使用するメリット・デメリット

メリット

・畦などの傾斜でも、簡単かつ安全に草刈りができる

・自走式のため歩くだけで自動で草を刈ってくれる

デメリット

・電柱や水口、側溝、壁沿いなどの障害物がある場所は刈れない

・長すぎる草は得意ではない

このようにスパイダーモアにはデメリットもいくつかありますが、刈払機で草を刈るよりも圧倒的に短時間で簡単に斜面の草刈りができるという点は忙しい農家さんにとっては、最大のメリットではないでしょうか。
農業は大変な作業が多いですが、その中でも「楽」できるところは「楽」するというのは効率の良い農業を行う上で重要なポイントです。

比較ポイント

スパイダーモアを比較する際に、注目すべきポイントはハンドルの長さと刈幅です。
ハンドルの長さは、ご自身が草刈りを行いたい斜面の長さと合った物を選ぶようにしましょう。
長さが足りないと、斜面に刈り残しができてしまいます。
ハンドルの長さ・刈幅が適したサイズでないと、せっかくスパイダーモアを使用しても効率アップが図れなくなってしまいます。スパイダーモア購入時にはこの2つについて十分に注意してください！

オーレック VS 丸山製作所

こちら のブログに記載してある通りスパイダーモアを作っているメーカーはオーレック系と齋藤農機製作所系の2つに分類され、他のメーカーのスパイダーモアはこの2社のOEM商品になります。
OEM商品は大元のメーカーとほとんど違いはないので、今回はオーレックと齋藤農機製作所系である丸山製作所のスパイダーモア（畦草刈機）を比較してみました。

オーレック

オーレックからはSP852AF以外にも、
●刈幅300mm,ハンドル最大全長1,600 mmの軽量で女性やご年配の方も使用できるSP301

●刈幅430mm,ハンドル最大全長2,000mmの軽量だけどパワフルに草刈りできるSP431
の合計3種類のスパイダーモアが販売されています！

丸山製作所

丸山製作所からは、MGC-500以外に、
●刈幅300mm,ハンドル最大全長1,500mm軽量タイプのMGC-S301

●刈幅400mm,ハンドル最大全長2,000mmのスタンダードタイプMGC-S402EX

●刈幅500mm,ハンドル最大全長2,100mmのハイスペックモデルMGC-S502EX
の合計4種類の畦草刈機（スパイダーモア）が販売されています。

違いを分かりやすく並べてみると⬇︎のようになります！

オーレック SP852AF	VS	丸山製作所 MGC-500M
法面の高刈に最適	強み	とにかく傾斜に強い
2,000mm (5段階調整)	ハンドル最大全長	2,400mm （無段階調整）
上下70°（6段調整） 左右216°（11段調整）	ハンドル角度	上下57°（6段調整） 左右206°（11段調整）
30~70mm（4段調節）	刈高	20,30,40mm（3段調節）
500mm	刈幅	500mm
四輪駆動&幅広ラグ車輪 地面をしっかり捕らえる	タイヤ	四輪駆動&リグとラグの大径車輪 最大50°の傾斜でもOK
1.2//2.25（前後進）	作業速度 （km/s）	6000rpm時 低速:0.38高速:0.65（前後進） 6700rpm時 低速:0.42高速:0.72（前後進）
79.4cc	排気量	70.7cc

この表を見ると分かるように、高刈をご希望の方はオーレックSP852AFを、法面の長い場所の草刈りをご希望の方は丸山製作所MGC-500Mを購入することをお勧めします！
また、価格はオーレックの方が若干お安くなっておりますので、そちらも併せて検討してみてください！

SP852AFは現在、取り扱っておりませんのでノウキナビでは上位互換モデルのSP853をご案内いたします。

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