耕運機の爪、どうやって選ぶ??
みなさんこんにちは!広報の都竹です。
どんなに大事に取り扱っていても、耕運機や管理機で農作業をしていると爪を交換しなくてはならない時期が来ますよね。
今回のブログでは耕運機の爪の種類や特徴についてお話しさせていただきます。
耕運機の爪の種類
耕運機の爪の種類は一般的によく使われているナタ爪を入れて合計4種類の爪があります。
- ナタ爪
- L型爪
- 花形爪
- 正逆爪
ナタ爪
4種類の爪の中でもっともよく使われているのがナタ爪です。
ナタ爪は耕運機やトラクターに初期装備されている爪で、柔らかい土の水田から土の硬くなった畑まで幅広い土質の土を耕すことができます。
汎用性・実用性が高いのでどのような場所でもナタ爪を使うのが基本となっています。
L型爪
L型爪は土塊が大きくなることもあり、畑作に向いていて中耕培土作業に利用されることもあります。
食い込む力が強く、ブレや振動を抑えながらしっかり深くまで耕せるので、歩行式の耕運機などによく装備されています。
安定感があるので、女性や高齢の方におすすめの爪です。
花形爪
花形爪は、丈が短く花びらのような形をしています。
爪幅が広いため、耕深は浅いものの砕土作用が大きい爪です。
硬くなった畑や浅根性の作物を栽培する時、あまり深く耕したくないという土地での使用におすすめの爪になります。
正逆爪
正逆爪は、見た目は木の葉のような形をした爪です。
正転・逆転の両方に対応する爪で、正転では耕運、逆転では畝立てができます。
耕せる深さは比較的浅いですが、逆転ではナタ爪に劣らない力強さをもっており、硬い土でも十分に耕運できます!
爪の選び方
管理機などの爪は型式によって装着できる爪が決まっていますので管理機を購入した後に「やっぱりこの爪に取り替えよう」ということは基本的にはできません。
そのため、機械本体を購入するときにあらかじめどんな爪が必要なのかを把握しておくこと必要があります。
初めて管理機/耕運機を購入する方や、農機具にあまり詳しくない方の中には「自分の管理機/耕運機にはどんな爪が必要なのかわからない」「爪の選び方がわからない」という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方はとりあえずはナタ爪を選んでおけば問題ないのですが、より効率よく作業するためにも自分の環境・作業内容に適した爪を選びましょう。
以下に爪を選ぶポイントをご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください!
爪を選ぶ時の2つのポイント
耕運機の爪を選ぶときに気をつけるポイントは2つあります。
作業性と耐久性です。
作業性
爪は反転性・すきこみ性を重視するのか、土を細かく砕く破土性を重視するかによって選ぶ種類が変わります。
水田での稲作では反転性・すき込み性の高い爪、排水性が重要な畑作では破土性の高い爪を使用することが一般的とされているのでこちらも参考にしてみてください。
まずは、栽培したい作物は何か、どのような場所(土質)で使用したいのかを整理してからご自身の目的にあった作業性の爪を選びましょう!
耐久性
爪の耐久性は、圃場の土質によって大きく左右されます。
砂質の土壌や石が多い場所では爪の摩耗が激しくなりますので、このような場所で使用する際には耐久性の高い爪を選ぶことをおすすめします。
耐久性が高くなればなるほど爪の価格も高くなりますが、摩耗の激しい場所で耐久性の低い爪を使用すると爪の交換ペースがあがりその分コストもかかるため、圃場の土質から爪の価格と爪の交換ペースを考慮して、コスパの良い爪選びをしましょう!
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