新米整備士日記 〜試行錯誤〜
こんにちは、最近の休日はポケモンGOをしている小泉です。今回は修理を学んでいく中で今感じている事を書きたいと思います。
【疑問】
農機具の修理をさせて頂くようになってから、疑問に思うことがあります。
それは「この農機具を作った人はどうしてこのカタチにしたんだろう?」という事です。
修理やメンテナンスの際、部品を交換する箇所は分かります。
しかし、どこを外していけば目的の部品の場所にたどり着くのか、そこにたどり着くまでに、先にとり外すものがあるのか、
それはどれなのか、というかそもそもボルト、ナットに工具が届かない・・・そんなことの連続です。
なので、これを作った人はどういう意図でこのカタチに決めて、組み立てることにしたんだろうと考える事が多いです。
時々、何故こんなに外しにくい所にこのボルトは付けられているんだろうかと疑問に思います。
もちろん、自分自身が未熟で簡単に外せないだけなのでしょうが…。
理由は当然あるんでしょうね、それを想像しながら仕組みを知っていくのも勉強です。
早くプロの仕事が出来るよう頑張ります。
【試行錯誤】
ボルトとナットって意外と柔らかいんですよね。ネジを固定し、どのぐらいの負荷でネジがネジ切れてしまうのか試して感覚を掴む練習をしています。
しかし、何回か機具のネジをネジ切ってしまいました・・・
新品のネジでも簡単にネジ切れてしまうのですから、錆びて固いネジは要注意してネジを緩めないとだめだと学びました。
緩める時錆びていたら浸透潤滑剤を使う。
ネジを締める時しっかり締めつつネジ切らない所を探す。
ロータリーの爪のネジなどは、ネジ切るぐらいの気持ちで体重をかけて締めないといけないですよね。
それぞれの箇所に合わせて一つ一つの作業を丁寧に早く出来るようになります。
今回もお読みいただきありがとうございました。