【必読】バインダーの結束不良とその対処法について
2016年10月20日
バインダーに関するトラブルの8割を占めるのが、紐が稲をうまく縛ってくれない「結束不良」と、機械にヒモが絡みつくケースです。
ですが、使用前に少し気をつけるだけで解決することも多いトラブルですので、そのポイントをご紹介したいと思います。
【よくある原因その1】
一番の原因は紐そのものにあります。各メーカーが用意している純正のバインダー紐を使用することをオススメします。
純正バインダー紐は太さが一定で精度が良く、当然機械との相性も考えられているため、結束ミスが起こりにくくなります。
また、去年買っておいた紐など、買い置きして年数が経過している紐にも注意が必要です。
湿気を多分に含んでしまうなど、紐の状態の良し悪しもトラブル要因になりえます。
【よくある原因その2】
次に考えられるのは、バインダーの紐通し部分です。通常はバインダーに紐の通し方など記載があるので、その通りにすれば問題はありません。
注意点は「紐ブレーキ」と、「紐送りバーへの紐の通し方」です。
紐ブレーキに石やモミなどが挟まっていると、通常の摩擦が得られず結束ミスが起こりやすくなります。
また、紐送りバーの通し穴は必ず先端の穴に紐を通すようにしましょう。
上記の作業を行っても結束ミスがおさまらない場合は、機械自体の故障が考えられますので、お近くの農機修理店などに相談されてみてください。