トラクターを買う時チェック!「ヒッチ」って何?
もう2月になりますが、まだまだ長野県は寒いです。
最近は多くのお客様からヒッチに関するお問い合わせが多いのでヒッチについて今回まとめてみたいと思います。
そもそも「ヒッチ」とは何か
ヒッチは、トラクターにロータリーを固定する留め具です。
ヒッチは大きく2つのもので作られています。
1,リンク機構
2,ワンタッチヒッチ
※オートヒッチ、クイックヒッチとも言います。
リンク機構
リンク機構は3つの機構に分かれております。
リンク機構の目的はトラクターと作業機を取り付け作業機を固定させ油圧で上下させるための機構です
- 特殊3点リンク機構
- 標準3点リンク機構
- 2点リンク機構
特殊3点リンク機構
主にトラクターメーカーさんの純正に使用される機構になっております。
特徴としてはトップリンクがL字になるのが特徴です。
トップリンクがL字になるので、作業機を油圧であげる際に作業機が本体側に曲がりながら上がるので
畦声がしやすいのが大きな特徴です。ただし、装着可能な作業機には制限があったりします。
代表的な特殊3点リンク機構を使用しているメーカー
- クボタ
- ヤンマー
- イセキ
- 三菱
標準3点リンク機構
主に作業機メーカーさんの作業機に採用されている機構になります。
特徴としてはトップリンクが特殊3点リンクと異なり、曲がらないことが特徴です。
そのため、各種作業機への取付取替などは簡単に行うことができます。
代表的な標準3点リンク機構を使用しているメーカー
- ニプロ(松山株式会社)
- コバシ(小橋工業株式会社)
- ササキコーポレーション
2点リンク機構
トップリンクがないタイプのリンク機構になっています。
トップリンクがないため、ワンタッチヒッチへの対応はしておらず、2点リンク対応の商品でしか
取付ができないようになっています。
一部作業機メーカーでも対応機種を発売しております。
- ニプロ(松山株式会社)
- ササキコーポレーション
ワンタッチヒッチ
リンク機構に合わせて、取り付けができるワンタッチヒッチが異なります。
大まかに分けると下記の通り
特殊3点リンク機構
特殊3点リンク機構は前述させていただいておりますが
トラクターメーカーの特殊な3点リンクで、使用できるヒッチは大きく3つで
メーカーによって大まかに区分けが可能です。
日農工A-1ヒッチ
主にイセキの純正ロータリーに使用されるヒッチです。
一部クボタ製品でも使用さています。
日農工A-2ヒッチ
主に50馬力以上のトラクターに使用するヒッチです。
ロアーリンクへ取り付ける際の幅が最大825mmです
主にヤンマーの純正ロータリーに使用されるヒッチです。
一部三菱製品でも使用されています。
日農工Bヒッチ
主にクボタの純正ロータリーに使用されるヒッチです。
標準3点リンク機構
作業機メーカーが使用しているヒッチになります。
元々はすべて特殊3点リンク機構の特殊ヒッチでした、実はこれってすごく不便だったんです。
作業機メーカー毎にヒッチを作ってしまうと「●●メーカーのロータリー」と「△△メーカーの畔塗機」を使いたいとなったときにヒッチを取り替えたりする必要があったのです。
現在では日農工が作業機メーカー向けに規格を統一。そうすることで、各種メーカーの製品を同じヒッチで利用が可能になりました。
標準3点リンク機構に適合するヒッチはSとLで
使用しているトラクターの馬力によってSヒッチとLヒッチを分けて使用しています。
A-1、2、Bとの見分け方はロアーリンク(左右の留め具)とPTO軸の高さにズレがあることです。
A-1、2、BはロアーリンクとPTO軸の高さは重なっていることで見分けが可能です。
日農工Sヒッチ
主に20~50馬力のトラクターに使用するヒッチです。
ロアーリンクへ取り付ける箇所の外寸が683mmです
日農工Lヒッチ
主に50馬力以上のトラクターに使用するヒッチです。
ロアーリンクへ取り付ける箇所の外寸が825mm
最後に
トラクターで作業機を買う際にはぜひ上記の点を注意してみてみてください。
もちろん、ノウキナビではお客様のヒッチに合わせた商品をご提案ができますので
トラクターと利用中の作業機(ロータリーなど)をご教授いただければお伝えが可能です。
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