メーカー別ガイド：最適なトラクター用肥料散布機の選び方とトップ4おすすめブランド」
農業における作業効率を向上させるために欠かせないのが、トラクター用肥料散布機です。
しかし、数多くのメーカーやブランドが存在する中で、どの製品を選べば良いのか迷ってしまうことも多いでしょう。
そこで今回は、トラクター用肥料散布機のおすすめメーカーを厳選して4つご紹介します。
品質や性能、使いやすさなど、さまざまな観点から選びましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
トラクター用肥料散布機とは？
肥料散布機は、農業において、畑に肥料を均等に散布するための機械です。
機械を使って散布することで、肥料を散布ムラなく供給できるので、作物の品質や収量を向上させることができます。
手まきだとどうしても散布量にムラができ、作物の生育具合に違いが発生する恐れがありますが、肥料散布機を使用すると、その問題を解決できます。
その中で、「トラクター用肥料散布機」は、大きな畑をもつ農家さんにはおすすめのインプルメントになります。
肥料散布機の人気のメーカー・ブランド
ササキコーポレーション – ブロードキャスター
高い散布効率: ササキコーポレーションのブロードキャスターは、優れた散布効率を実現しています。散布幅や散布量の調整が容易であり、作業効率を向上させます。
耐久性と信頼性: 耐久性の高い材料を使用し、頑丈な構造設計がなされています。これにより、長期間にわたって安定した性能を発揮し、農作業の信頼性を確保します。
使いやすさと操作性: 操作が直感的であり、使いやすさに配慮された設計となっています。作業者が簡単に操作できるため、労力や時間の節約に貢献します
社名: 株式会社ササキコーポレーション
設立年: 1960年7月26日(昭和35年)
所在地: 青森県
事業内容: 農業機械・環境システム機器等の開発・製造・販売
ササキコーポレーションは、農業分野で確かな実績を持ち、農業生産の効率化と持続可能な農業の実現に貢献しています。そのブロードキャスターは、品質と使いやすさにおいて高い評価を受けています。
タイショー – グランドソワー
2024年1月に新製品「ブレンドソワー」を発売開始。肥料を混合させながら、均一にきれいに散布出来ます。
他代表的な製品は、「グランドソワー」で、「使いやすさ」を形にした肥料散布機が特長です。
・メンテナンスがしやすい。使用後の清掃のことも考えられた設計
・幅広い種類の肥料がまける（消石灰・粒状肥料・砂状肥料・粉状肥料・鶏糞・有機ペレット・米ぬか・魚粉・骨粉・菜種油粕・微粒剤）※機械によって対応肥料異なります。
社名: 株式会社タイショー
設立年: 1943年（昭和18年）
所在地: 茨城県
事業内容:
［農業機械製造］
グレンコンテナ、スチーム発芽器、肥料散布機、ブレンド散布機、苗箱並べ機
［環境関連］
太陽光発電システム、家庭用蓄電システム、オール電化製品、凍結防止剤散布機
ジョーニシ – サンソワー
耕運や畝立てをしながら同時に施肥できるのが特長。大幅な作業の省力化が実現できます。
2400mm幅のロータリーまで対応しています。
車速をGPSと連動し、トラクターの発進・停止を感知して散布開始、散布終了を連動させます。
傾斜地でも散布ムラを気にすることなく作業できます。
オプションである、散布ロール・散布口もノウキナビでは各種取り扱っております。
社名: 株式会社ジョーニシ
設立年: 1950年2月13日
所在地: 滋賀県
事業内容: 農業用機械器具の設計・製造・販売、ホームセンター用陳列棚の設計・製造・販売、一般産業事業
ニプロ – ブロードキャスター
高い散布効率: ニプロのブロードキャスターは、効率的な散布を可能にする設計で知られています。散布幅や散布量の調整が容易であり、作業効率を向上させます。
堅牢な構造: 耐久性の高い材料を使用し、頑丈な構造設計がなされています。これにより、長期間の使用に耐え、安定した性能を提供します。
使いやすさと操作性: 操作が直感的であり、使いやすさに配慮された設計となっています。作業者が簡単に操作できるため、労力や時間の節約に貢献します。
社名: 松山株式会社
設立年: 昭和25年6月28日
所在地: 長野県上田市
事業内容: 農業用作業機、食品包装機械等、製造販売
人気の製品
ササキ ブロードキャスター CSシリーズ
CSシリーズの特長は、最低限の機能を確保し、安価でトラクター用肥料散布機としては求めやすい価格帯なこと
そして、公道走行が標準で可能であること
さらに、片側のみの散布が可能なことです。(対応機種限定機能/CS204・CS304・CSA504のみ）
有効散布幅や取り付けするトラクターによって、商品に種類があります。
また、取り付けできるトラクターの馬力帯や散布幅の種類が豊富で、幅広い需要に対応しています。
ニプロ ブロードキャスター MP-EXシリーズ
MP-EXシリーズは、散布する際のシャッターの開閉を作業条件に合わせて事前に設定が可能です。
シャッターの開閉が電動仕様なので、手動でリモコンから開け閉めする必要がありません。
調量モード・排出モード・外周モードと簡単設定モードがあるので、使いやすさが向上！
調量モード・・・簡単に調量値の測定が可能です。実際に肥料を排出してその質量を測定し、量を調節します。
排出モード・・・残った肥料をシャッター全開で排出します。
外周モード・・・あぜ際散布用の開度設定にワンボタンで切り替えます。
他にも、手動シャッター仕様・車速連動仕様があります！
タイショー グランドソワーRD/RSシリーズ
タイショーのグランドソワーは、消石灰（粉状肥料）を散布することができます！
他メーカーの同価格帯の肥料散布機では対応していないケースが多いです。
RSは手動開閉シャッター、RDは電動開閉シャッター仕様です。
この肥料散布機はトラクターの前方に設置します。
肥料を前方で施肥しながら、後方でロータリーによる耕運作業ができるので、畑の中でよく混ざってくれます。
幅広い種類の肥料が散布できます。
・粒状肥料
・砂状肥料
・粉状肥料
・鶏糞
・有機ペレット
・微粒
ジョーニシ サンソワーV-R10N/G-R10Nシリーズ
特長はなんといってもロータリーにつけるタイプの施肥機であることです。
取り付けがトラクターのヒッチ依存ではなく、ロータリーの駆動軸パイプに取り付けとなっています。
対応肥料剤は、粒状肥料・砂状肥料・ペレット肥料（化成肥料、粒状石灰や苦土石灰）と、微粒剤（B仕様の場合）です。
耕運・畝立てと同時に施肥ができるので、作業効率が大幅に変わります。
散布口のロールを組み替えることで散布量を調節します。
散布ロールは多量まき・少量まき・標準まきと種類があります。
トラクターへの取付について
トラクターで使用する肥料散布機といったら、しっかり取り付けできるのか、不安に思う方が多いはずです。
商品を購入しても、取り付けがうまくいかない！となるとせっかくの省力化機械に時間を取られてしまう羽目になります。
ノウキナビでは、カスタマーサポートの一貫として、お持ちのトラクターへの取り付けができるかどうかに関して、必ず確認し、商品をお届けするためにユーザー様とやりとりさせていただいております。
ユーザーに納得していただき、購入後も安心して利用できるようなサービスとなっております。
まとめ
トラクター用肥料散布機についてメーカー別に商品をまとめてみましたがいかがでしょうか。
トラクター用肥料散布機といってもメーカーごとにどんな種類があるのか知っていただけたでしょうか。
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