農機具部品が手に入りにくい3つの理由とパーツがなければ農作物に与える2つの影響とは?
「農機具部品の入手方法は?」
「どうやったら見つかる?」
「すぐに取り寄せられる方法はある?」
農機具を修理しようと思っても純正の農機具部品が手に入らず修理を諦めてしまう方も多いのではないでしょうか?
農機具屋を営んできて実際のところこのようなお悩みが多く、お困りの農家さんが非常に多いのが現状です。
そこで今回は、下記の内容について詳しくお伝えします。
純正の農機具部品を仕入れられるだけでお手持ち機械が長く使える可能性があります。ぜひ確認しいていただければと思います。
・農機具の部品を入手できないわけ
・農機パーツの入手困難さが農業従事に与える影響
・もし、農機具部品が簡単に手に入ったら
まだまだ使えるはずの農機具をお持ちで、ご自身で修理・メンテナンスができる方はぜひ参考にしてみてください。
この記事の監修者
当社、唐沢農機サービスが運用するノウキナビでは農機具の純正部品を取り寄せることができるサービスを展開しております。
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適正な純正部品が入手できないありがちな3つの原因とは
農機具純正パーツが手に入らないよくあるケースは下記のパターンです。
1.農機具の不具合を見た目で判断できない
2.農機具部品の入手経路がわからない
3.パーツが市場に出回っているかどうか判断できない
上記は、ありがちな理由ですが一つずつ解説していきます。
1.農機具の不具合を見た目で判断できない
農機具と言っても大なり小なりいろいろなものがあります。例えばトラクターのような大型な機械もあれば刈払機のような小型の機械も存在します。
農機具が動かない!といっても、ちょっと見れば原因がわかるパターンもありますが分解しないとわからないパターンも数多くあります。
修理やメンテナンスを農機具屋さんにお願いしている方であれば抵抗があるはずです。
農業に従事されている方であれば、多少の微調整やメンテナンスができる方が多いですが、どうしても自分たちでは原因特定が難しいケースが存在します。
このような形で、農機のエンジンがかからない!といった現象に対して原因がわからないパターンは数多く存在しどの部品を仕入れて修理すればいいかわからないのです。
そうなってしまえば農機具の修理は自分たちで行うことができません。
2.農機具部品の入手経路がわからない
部品がわかっていて型式や型番をわかっていても近くの農機具屋さんが手配してくれない。直接メーカーから仕入れることが難しいなどの問題もあります。
農機具部品や故障のがわかっていたところで、パーツが届かなければ意味がありません。
そうなってしまうと、修理はできませんし機械は壊れたままです。
3.パーツが市場に出回っているかどうか判断できない
農機具の種類にもよりますが、製造終了後数年間メーカー部品を持っているはずです。
ただしお持ちの機会が現行型の機会部品と互換性があるかどうか?またはまだ部品供給期間内なのか?など全て把握することは困難です。
特に、中古の農機具を手に入れてメンテナンスしつつ利用する場合は部品供給期間内であるかどうかを把握しておく方がいいでしょう。
また、新品の農機具であったとしても純正ではないパーツと交換して不具合が起きてしまうケースなども多々ありますので注意が必要です。
農機パーツの入手困難さが農業従事に与える2つの影響
農機具部品が容易に手に入らないことによって下記の影響があります。
1.故障や異常を発見するタミングは利用中や利用する直前であることが多い
2.利用直前や利用中に故障がわかると植物育成に影響する
1.故障や異常を発見するタイミングは利用中や利用する直前であることが多い
少しイメージしていただきたいのですが、農機具は年中使わないものも多く存在します。例えば田植え機などは田植えシーズンに使われますが冬は使いません。
しばらく動かしていない機会を久しぶりに動かそうとした場合や、長期間利用せず保管していてしばらくして異常が発生するみたいなことは結構ありがちなパターンです。
2.利用直前や利用中に故障がわかると植物育成に影響する
故障を発見するタイミングは、利用直前か利用中が多いということは必要な時に機械を使えない状況に陥る可能性があるということです。
つまり、農作物に影響してしまう可能性があります。こうなってしまっては修理やメンテナンスは早急にする必要がありますし農機具屋も繁忙期などですぐに対応してくれるかどうかはわかりません。
そうなってしまうリスクがあるのであればあらかじめ部品を持っていてある程度メンテナンスできる技術などがあるに越したことはないのです。
もし、農機具部品が簡単に手に入ったら…
これまでお伝えしたことをまとめると
農機具純正部品が手に入らない理由は
1.農機具の不具合を見た目で判断できない
2.農機具部品の入手経路がわからない
3.パーツが市場に出回っているかどうか判断できない
部品が手に入らないことによって考えられる影響
1.故障や異常を発見するタミングは利用中や利用する直前であることが多い
2.利用直前や利用中に故障がわかると植物育成に影響する
となります。
しかし農機具業界の現状として
- 農業機械の場合、多くはパーツリストが一般公開されていない。
- 専門の知識がある、販売店、修理店にいかないと部品の入手はおろかパーツリストさえ確認できない。
- その販売店、修理店も高齢化、人材不足等で店舗減少していて、近くにその様は店舗がない。
などの問題があります。
流れとしては、
1.どこでパーツを仕入れるかわからない。
2.部品がないからすぐに直せず育成ができない
3.修理店も高齢化で人手不足
- どの部品をどこで仕入れるかわからない。
- 部品がないからすぐに直せず育成ができない
- 修理店も高齢化で人手不足
となります。
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