夏野菜を食べて体調管理・熱中症予防をしよう！家庭菜園におすすめの耕運機

夏の暑い日々が続くと、熱中症のリスクが高まります。適切な対策を講じることが重要ですが、その中でも日常の食事に取り入れる野菜が大きな役割を果たします。この記事では、熱中症対策に効果的な野菜について詳しく紹介し、それぞれの栄養とおすすめの食べ方を解説します。家庭菜園におすすめの耕運機も紹介します。日々の食事にこれらの野菜を取り入れて、健康的な夏を過ごしましょう。

熱中症対策に効果的な野菜

ノウキナビの清水です。今年の夏は猛暑が続いていますね。熱中症で毎日救急搬送されるニュースが連日報道されています。先日母が日中庭仕事をして、夜になって体調が悪化し体のだるさや嘔吐や頭痛で熱中症となりました。中等症で命に別状はありませんでしたが、今や熱中症が命にかかわる危険なものだと認識する必要があります。暑い時期・時間帯はどうか無理をせず、また自分は大丈夫と過信せずに気をつけましょう。

暑い夏の時期、体内の水分と電解質のバランスを保つことが重要です。厳しい季節は特に「食」を大切に養生することが必要です。夏野菜は、水分補給や体温調節に役立つため、熱中症対策にも効果的です。旬の野菜は私達がその季節に必要な栄養がたっぷり含まれています。

夏野菜には、体の余分な熱を取り除いたり、暑さによる不調を和らげる効果があります。

代表的な夏野菜の効果を紹介します。

清熱

体内の余分な熱を取り除きます。トマトやナスは特にこの効果が高いです。

解暑

暑さによる不調を和らげます。きゅうりやスイカは、暑さによる体のダメージを和らげるのに役立ちます。

生津止渇

潤いを生み、乾きを止めます。モロヘイヤやおくらがこの効果を持っています。

利水

水分代謝を良くし、体内の湿気や水分の停滞を取り除きます。ゴーヤや冬瓜がこの効果を持っています。

効果: トマトは水分が多く、リコピンが豊富で抗酸化作用があります。体内の余分な熱を取り除き、肌を守る効果もあります。βカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換されます。ビタミンA不足によって起こる視力の低下を予防する効果が期待できます。

おすすめの食べ方: サラダや冷製スープ、ジュースとして取り入れると良いでしょう。

ナス

効果: ナスは食物繊維が豊富で、体内の余分な熱を取り除く効果があります。なすのカリウムは余分な塩分や水分を対外に排出するので、高血圧やむくみの解消効果が期待できます。なすの皮の紫色はポリフェノールの一種のナスニンの色。強力な抗酸化作用があり、免疫力アップや眼精疲労の改善にも役立ちます。

おすすめの食べ方: 焼きナスや煮物、揚げ物として楽しむのが一般的です。

きゅうり

効果: きゅうりは水分が多く、体を冷やす効果があります。カリウムも豊富で、水分バランスを保つのに役立ちます。ビタミンＣ、ビタミンKも含まれており、血液、骨、肌のコラーゲン合成に不可欠な栄養素が摂取出来ます。若返り成分として注目されているフィセチンはフラボノイドの一種で、神経細胞の保護や記憶力向上、アルツハイマー型認知症への効果があると言われています。

おすすめの食べ方: スライスしてサラダに加えたり、浅漬けにするのがおすすめです。簡単なのはもろきゅうがなんといっても時短レシピ。旬のみずみずしいきゅうりをそのまま味わいましょう。

ゴーヤ

効果: ゴーヤは苦味成分が体内の熱を冷まし、消化を助ける効果があります。ゴーヤもカリウムが豊富。余分なナトリウムの排出、高血圧・むくみ解消に役立ちます。葉酸も含まれています。葉酸は赤血球の形成を助ける働きがあり、不足すると貧血や動脈硬化になりやすくなるため積極的に食べたい野菜です。

おすすめの食べ方: ゴーヤチャンプルーやサラダ、スムージーに加えると良いでしょう。苦味を抑えたい場合は、薄くスライスして塩もみしてさっと湯がいて使用すると苦味が和らぎます。

パプリカ

効果: パプリカにはビタミンCが豊富に含まれており、抗酸化作用があります。また、カロテノイドの中でもキサントフィルという成分が豊富で、βカロテンの10～30倍の強い抗酸化力があります。豊富な栄養素が活性酸素による体へのダメージを軽減し、熱中症予防に役立ちます。

おすすめの食べ方: βカロテンは脂溶性なので、油と一緒に調理することで吸収率がアップします。パプリカのビタミンＣは熱に比較的強いですが、加熱時間は短めにすると栄養を摂取しやすいでしょう。

旬の野菜は新鮮なうちに食べる!

旬の野菜はなるべく収穫してすぐ食べると栄養素を減らさずに摂取することが出来ます。鮮度の落ちた野菜は味が悪くなる上に栄養も減少してしまいます。

今は年間通じて旬で無い時期でも様々な野菜を手に入れることが出来ますが、旬の時期の野菜は、そうでない時期と比べるとビタミンＣやβカロテンなどは5倍も多いことがわかっています。スーパーでも新鮮な野菜を取り扱っているお店もありますが、なんと言っても家庭菜園で、自分で育てた野菜は栄養価も充実感も得られておすすめです。畑を持っていない方も地域や自治体で市民農園の貸し出しをしているところもありますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

また、農産物直売所の野菜も旬の野菜が安価で手に入れられるのでおすすめです。弊社のある長野県東御市やお隣の上田市にも農産物直売所があり、私もよく足を運んでいます。長野県民は男女ともに健康寿命が全国１位ですが、実は平均野菜摂取量も全国1位です。健康維持に役立つ野菜をたっぷり摂取しましょう。

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まとめ

「食べることは生きること」食は私達にとって重要です。猛暑でも負けない体を維持するために、その季節に必要な栄養をたっぷり蓄えた新鮮な野菜を積極的に取り入れ、健康を維持しましょう。野菜作りにもぜひチャレンジして、自家菜園の旬の恵みを味わう喜びを感じていただけたらと思います。

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