スパイダーモアをしっかり守る!シーズン後の簡単長期保管メンテナンス方法
スパイダーモアをしっかり守る!シーズン後の簡単長期保管メンテナンス方法
はじめに
こんにちは、スパイダーモアを使っているみなさん!草刈作業、本当にお疲れ様です。
まだ草刈り作業が終わっていません!これからが草刈り本番!
という方も、この記事を読めば、長期保管前のメンテナンスの知識が得られます。
スパイダーモアを長く使うためにも必須の知識になりますので、ぜひ保管前のメンテナンス方法を覚えていってください。
長期保管前のメンテナンスは重要
実は、スパイダーモアを来年も安心して使えるようにするためには、保管する前にちょっとしたメンテナンスをしてあげることが非常に大切です。
草刈機は長期保管前にメンテナンスを行うことで、次の年の故障確率をグッと減らせるんです。
今回は、オーレックのスパイダーモアをしっかり保管するための、簡単なメンテナンス情報をお届けします。
意外とやっている人は少ないので、もし今まで長期保管前のメンテナンスを行っていない方は、ぜひメンテナンス方法を覚えて実践してみてください。
メンテナンス方法
1. 燃料管理でエンジンを守る
燃料タンクを空にする
まずは、スパイダーモアの燃料タンクを空にすることから始めましょう。
ガソリンは時間が経つと劣化しやすく、エンジンやキャブレターにトラブルを引き起こすこともあります。
次の手順で燃料タンクを空にしましょう。
燃料を抜く:
手動ポンプやホースを使って、燃料タンクをしっかり空にします。
残ったガソリンは劣化しやすいので、きれいに抜き取ってください。
エンジンをかけて自然に止まるまで待つ:
燃料を抜いた後でもエンジン内には少しガソリンが残っています。
そのため、燃料を抜いた後に、エンジンをかけて自然に止まるまで動かしてください。
エンジンが自然に止まれば内部のガソリンも使い切れています。
スイッチをOFFに:
エンジンが止まったら、必ずスイッチをOFFにして電源を切りましょう。
2. エンジンを守るためのメンテナンス
点火プラグの取り外しとシリンダ内の保護
次に、エンジンの内部をしっかりと守るための手順です:
エンジンを冷やす:
燃料タンクを空にした後に、続けて作業を行う場合は火傷をしないように、エンジンが十分に冷えてから作業を始めます。
点火プラグを外して点検:
スパナを使って、点火プラグを取り外します。
発火部が真っ白だったり、真っ黒だったり、電極が丸みを帯びていたりしたら交換しなければならない可能性が高いです。
必要であればこのタイミングでプラグを交換してください。
シリンダにオイルを注入:
点火プラグを取り外したら、2サイクルオイルを約5ml、シリンダ内に注ぎます。
2サイクルオイルがシリンダ内の錆を防いでくれます。
リコイルスターターを引く:
シリンダ内にオイルを入れた後、リコイルスターターを静かに2〜3回引いて、先ほど入れた2サイクルオイルをシリンダ全体に行き渡らせます。
点火プラグを元に戻す:
シリンダ内にオイルが行き渡ったら、点火プラグをつけ直します。
トルクレンチを使って、規定のトルク(10〜15N・m)で点火プラグをしっかりと締め付けます。
圧縮点で止める:
点火プラグを取り付けたら、リコイルスターターをゆっくり引きます。
リコイルが重くなるところ(圧縮点)で止めてください。
圧縮を維持することで、長期間の保管中にエンジンの内部をしっかり保護できます。
3. 清掃と確認で来年への準備は万端
ノウキナビプラスの便利アイテムで安心メンテナンス
清掃作業:
エンジンのメンテナンスが終わったら、エンジンやブレードに付いた泥や草をきれいに落としましょう。
長期保管の前にしっかり清掃することで、次回使用時のトラブルを防げます。
フリーナイフとボルトの確認:
清掃作業が終わったら、フリーナイフとボルトを確認します。
フリーナイフが欠損、摩耗、曲がっている場合、交換してください。もしフリーナイフを交換する場合は、弊社オリジナルの「ノウキナビプラス」ブランドの「高品質フリーナイフ&取付ボルトセット」もご検討ください。
ノウキナビプラスは「高いを安く。更に使いやすく」というテーマのもと、コストを抑えて品質の良い製品になっています。幅広な刃で長持ちするとともに、特殊焼入れと高級バネ素材仕様で、ナイフ自体の耐久性が向上しています。ぜひ純正品と比較してみてください。
カバーで保護:
最後にカバーで覆えば、湿気や埃からスパイダーモアをしっかり守れます。
保管する環境はかなり重要です。
できるだけ埃の少ない乾燥した場所に保管して、カバーをかければ長期保管前のメンテナンスは完璧です。
長期保管前のメンテナンス動画
まとめ
スパイダーモアのメンテナンスは、長期保管前に必ず必要になります。
忘れずにメンテナンスを行ってください。
最初はちょっと大変かもしれませんが、手順に沿ってしっかり保管前のメンテナンスを行えば、来年もスムーズな草刈り作業ができますし、機械の寿命を延ばせます。
また、オリジナルの農機具用品「ノウキナビプラス」のカバーを使うことで、安心して保管ができます。
農機具屋からのお願いになってしまいますが、長期保管前はこの記事で紹介したメンテナンスを行い、来年に備えてください。
もし、この記事が気に入ったら、周りのスパイダーモアを使っている方にノウキナビブログの記事をおすすめしてください。
長期保管前のメンテナンスをすることで、来年スパイダーモアを使う際に故障してしまった!という方が、少しでも減れば嬉しいです。