【購入前に確認したい】中古の田植機の選び方と購入する際に見るべきポイント

田植機は新品では高価な農機具ですが、中古市場を活用することでコストを抑えつつ手に入れることができます。本記事では、中古田植機の選び方、寿命、中古市場でのポイントを詳しく解説します。

田植機の種類と選び方

乗用型と歩行型の違い（左乗用、右歩行）

田植機には、大きく分けて「乗用型」と「歩行型」の2種類があります。どちらを選ぶかは、田んぼの広さや作業のしやすさが関係してきます。

乗用型田植機

田植え機に座って運転できるタイプです。まるで小さな車やバイクのようにハンドルを操作しながら、苗を植えていきます。足を使わずに作業できるため、広い田んぼでも体の負担が少なく効率よく田植えができます。

そのため、多くの農家が乗用型を選んでいます。

歩行型田植機

田植機を自分で押しながら作業するタイプです。手押しの芝刈り機のようなイメージで、体を動かしながら苗を植えていきます。狭い田んぼや入り組んだ形の田んぼでは、小回りが利くため便利です。

また、価格が比較的安いため、小規模な農家や家庭菜園向けに適しています。

条数による選び方

田植機は植える条数によって適応する田んぼの広さが異なります。

• 3反歩以下: 2条植え・4条植えの歩行型でも対応可能。
• 3反歩以上: 4条植え以上の乗用型が望ましい。

植え付け方式の違い

• ロータリー式: 植え付け速度が速く効率的。
• クランク式: 価格が安く、コストを抑えたい方におすすめ。

施肥機の有無（写真は施肥付き）

田植えと同時に肥料をまく「側条施肥機」の有無も重要です。

• 施肥機あり: 田植えと同時に肥料を投入できるため、効率的な成長促進が可能。
• 施肥機なし: 施肥のタイミングを自由に設定できるが、別の工程が必要。

移動手段の確認

• 軽トラックで運搬: 4条植え以下の小型機種。
• 2トントラックで運搬: 4条植え以上の大型機種。

田植機の寿命と中古購入のポイント

田植機の寿命

田植え機の耐用時間は300～500時間が目安です。これを超えると部品交換や修理が必要になることが多いため、アワーメーターのチェックは必須です。

中古田植機のチェックポイント

1. アワーメーターの値を確認: 使用時間が短いほど状態が良い。
2. 整備状況・修理履歴を確認: しっかりメンテナンスされている機種を選ぶ。
3. 保証の有無を確認: 可能であれば保証付きのものが安心。
4. 修理が可能な機種か確認: 主要メーカーの機種は修理がしやすい。
5. 互換性のある部品が入手できるか確認: 廃盤になっている機種は部品調達が困難。

中古田植機の相場と購入のポイント

4.1 クボタ田植機の中古相場

クボタの中古の田植機は需要の高いブランドで弊社でも多数のお問い合わせをいただきます。

• 価格帯: 条数や年式によるが、10万円～100万円程度。
• 需要が高いため在庫変動が激しい: 購入時はこまめに市場をチェック。

4.2 価格を左右する要因

• 年式: 新しいほど価格が高い。
• 使用時間: 短いほど高額。
• 付属品の有無: 施肥機や整地ロータ付きは価格が上がる。

ノウキナビの地域限定配送サービスは田植機も自宅に届く！

ノウキナビでは、特定地域に限定して自宅配送サービスを展開しています。

対応地域:

• 静岡県、長野県、山梨県、石川県、岐阜県、富山県、新潟県、群馬県、千葉県、茨城県、神奈川県、東京都、栃木県、埼玉県、愛知県

大型農機具の輸送は個人では難しいため、配送サービスの利用でスムーズに機種を入手できます。

まとめ

中古田植機を選ぶ際には、乗用型と歩行型の選択、条数、施肥機の有無、寿命や整備状況の確認が重要です。クボタをはじめとする人気メーカーの中古相場は変動が大きいため、適切なタイミングで購入することがポイントです。また、特定地域に配送対応しているノウキナビのサービスを活用することで、スムーズな取引が可能になります。

中古田植機の購入を検討している方は、ぜひこの情報を参考にしてみてください。