移住半年で感じた信州の魅力 ノウキナビの仕事で知った農業の事

こんにちは。ノウキナビのクロサワです。
昨年10月に海沿いの町から長野県東信地域へ移住し、早くも半年が過ぎようとしています。
厳しい冬の洗礼を受け、春を待ちわびるこの頃。ノウキナビに入社してからはやっと3ヶ月が過ぎ、農業の奥深さを日に日に実感しています。米不足問題から注目されるようになってきた日本の農業ですが、実際には長年にわたり深刻な問題を抱えています。
最近ではSNS等で若い世代の人たちが声をあげ、自分たちの力で農業を変えようと立ち上がっている、そんなパワーを感じています。
今回は私がこの半年間で感じた信州の魅力と、ノウキナビの仕事を通して知った農業の事について少しお話をさせていただきたいと思います。
半年間暮らして実感した信州の魅力

圧倒的な自然の美しさ
長野といえば日本アルプス(北アルプス、中央アルプス、南アルプス)が南北に連なり、標高3000m級の山々が多く存在します。どこに行っても、どこまでもそこに存在する山。秋には紅葉、冬の銀世界と季節で違う表情を見せてくれました。春夏はまだ過ごしていないのでこれからが楽しみです。
どこからともなく聞こえる野鳥のさえずり
関東ではなかなか見る事のない種類の野鳥を信州では数多く観察できます。ミヤマホオジロ、イカル、モズ、シジュウカラ、ジョウビタキ、オナガ、イワツバメ、ノスリ、カワラヒワ、カシラダカなど。鳥好きにとってはまさに楽園です。
タイムスリップしたような歴史的町並み
長野には松本城や善行寺などの文化財があり、私の住む地域には神社仏閣が点在します。またかつて宿場町として栄えた地域には古い商家や蔵などが残っており、ロマンを感じる街並みに心惹かれます。
運転マナーは日本一?親切な県民性
車を運転していて感じるのが右折待ちや脇道から出ようとするとき、止まって譲ってくれる車が多い事です。
歩行者が横断しようとするとすぐに停止して待っているのもよく見かけます。最初のころは偶然かと思ってましたが、調べてみたところ長野県は「信号機のない横断歩道の一時停止率が2024年まで9年連続で1位」なのだとか。(JAFによる)なるほどと納得しました!
仕事を通して学んだ農業の事
高額な初期費用と維持費
農機具の価格・肥料や燃料費など、農業を始めるにも続けるにも想像以上の費用がかかる事を知りました。
ノウキナビでは中古機の販売もしていますが毎日のようにお問合せを受けます。需要は高まる一方だと感じています。
深い知識と技術の必要性
土壌の事、病害虫の事、栽培方法、機械の操作、メンテナンス・・・農業には専門的な知識と経験が不可欠です。
多種多様な農機具とその役割
トラクター、耕うん機、田植え機、コンバイン,草刈り機など、農業用機械の種類の多さに驚くとともに、その洗練されたデザインには心惹かれます。
自然との闘い、天候に左右される厳しさ
自然を相手にする仕事は、どれだけ手をかけて育てても天候一つで作物が全滅してしまうリスクがあります。厳しい時期を乗り越えて無事に実り収穫できる事の喜びは計り知れないものでしょう。

もう無関心ではいられない! 日本の農業はどうなるの?
今、日本の農業は変化の激しい時代に直面しています。課題は増える一方、行政の支援策は曖昧で矛盾も指摘されます。もはや国民全員が無関心ではいられない時期にきているのだと感じます。
SNS発信から切り拓く新たな可能性
ノウキナビでは社員全員がSNSやブログを日々更新し、様々な情報を発信しています。時代の変化にうまく対応し、新しい挑戦を始めようとする若い力から新しい農業の形が生まれていくことを願って、一緒に盛り上げていきたいと考えています。
最後に
春を待ちわびて
信州はこれから待ちに待った春を迎えようとしています。
冬の寒さを乗り越え、息吹を取り戻す自然の芽生えや成長を目の当たりにできると思うと期待で胸が膨らみます。半年たらずでは語りつくせない信州の魅力、農業の奥深さ。この地に移住して良かったと心から思える日はそう遠くはない気がしています。
農機具の事ならノウキナビへ!お問合せ・ご注文 お待ちしております。