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「水素×ホテル×農業」サスティナブルな水素ホテルで始まった水耕栽培

画像出典|PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000044410.html

「水素×ホテル×農業」結びつきが想像できない3つのキーワードですが、その掛け算が成立する、新しい取り組みが始まりました。

「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」では、水素エネルギーを電源に利用した、LED照明による水耕栽培を行っています。2020年12月24日には、育てたリーフレタスの初収穫イベントを開催しました。

今回エネルギーとなる水素は、家庭から回収されたプラスチックからリサイクルされています。捨てられるゴミからエネルギーを生み出し、最終的には野菜を育てる資源循環です。サスティナブルな栽培モデルが誕生しました。

目次

水素ホテルで水耕栽培

「世界初の水素ホテル」として知られる「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」では、家庭から回収された使用済みプラスチックから水素をリサイクルし、ホテルの電気と給湯に活用しています。ホテル内の約30%のエネルギーを、水素でまかなっているそうです。

昭和電工と川崎市が連携して取り組む、環境省の「地域連携・低炭素水素技術実証事業」の一環となる取り組みで、水素は昭和電工川崎事業所(川崎区)で作られ、パイプラインでホテルへ供給されています。ホテルに設置された、純水素型燃料電池によって、ホテルの電気や熱(温水)に変換させる仕組みは、CO2削減に貢献する、地球にやさしい取り組みです。

今回は新たな実証事業として、水耕栽培に挑戦しました。使われる光源はCO2削減に効果をもたらすLEDです。そしてエネルギーは、もちろん水素になります。

泊まるだけで、資源循環型のモデルを体感できるホテルです。

参考

http://www.env.go.jp/press/100858.html

https://www.tokyuhotels.co.jp/company/sustainable/hydrogen/index.html

高速栽培技術で育てて、レストランで提供

ホテルの植物工場では、リーフレタスを栽培する植物育成装置を設置しました。この植物育成装置では、高速栽培技術「SHIGYO®法」を採用しています。

高速栽培技術「SHIGYO®法」とは、昭和電工と山口大学が共同開発した栽培技術です。赤と青のLEDの交互照射をベースとすることで、植物の光合成を促進します。通常の栽培法に比べて成長のスピードが早く、大きく育つとのことで、作付面積3平方メートルにおいて、1日に8~12株の収穫が可能と言われています。

高速栽培で栽培したレタス「TSX翔1」 はビタミンが豊富で、ほのかな甘みが特徴とのことで、収穫されたリーフレタスは、ホテル内のレストラン「Captain’s Grill and Bar」でお客さんに提供される予定です。

参考

https://www.sdk.co.jp/products/49/13496/13495/14857.html#:~:text=%E9%AB%98%E9%80%9F%E6%A0%BD%E5%9F%B9%E6%B3%95S%E6%B3%95,%E5%90%91%E4%B8%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82https://www.sdk.co.jp/products/49/13496/13495/14857.html#:~:text=%E9%AB%98%E9%80%9F%E6%A0%BD%E5%9F%B9%E6%B3%95S%E6%B3%95,%E5%90%91%E4%B8%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

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