スピードスプレーヤーとバインダーの点検整備!!
こんにちは、唐沢農機サービスの整備担当の掛川です。
今回は、スピードスプレーヤーとバインダーの整備について書きたいと思います。
まずは、3S-C615のスピードスプレーヤーの点検整備です。
はじめに、タンクに水を入れて、水漏れの有無の確認と噴霧テストをおこないます。
今回は、問題ないです。
そのまま、圧力計の確認もします。
この時に、圧力計の針がプルプル振える場合は動噴の部品の交換が必要です。
次に、バッテリーを充電します。
エアフィルターが汚れているので、交換します。
ベルトの点検、ひび割れなどがあれば、交換します。
次に、エンジンオイルとオイルフィルターを交換します。
次に、ゲージホースが白くなってしまっていたので、交換しました。
最後に、各部にグリスアップをして、終了です。
続きまして、BE50のバインダーのエンジン不調の修理について書きたいと思います。
今回は、エンジンが、息継ぎをしてしまう症状です。
原因の多くは、キャブレーターの詰まりなので、キャブレーターのオーバーホールをやってみたいと思います。
はじめに、エアクリナーを外します。
次に、燃料ホースを外します。
ひび割れてる場合は、交換します。
キャブレーター本体が外れました。
まずは、下のカップを外します。
小さい穴があるので細い針金等で詰まりを取り除きます。
針金は、荷札の針金がお勧めです。
こちらの部品も小さい穴が空いているので細めの針金等でキレイにします。
キャブレーター本体にも小さい穴があるので、こちも細めの針金で汚れを取り除きます。
ニードルバルブを外してニードルバルブと穴をキレイにします。
ここからは、キャブレーター洗浄剤を使って、洗っていきます。
汚れている場所にキャブレーター洗浄剤を吹きつけていきます。
キレイになったら、組み込んで、外した時の逆の手順で組んでいきます。
農機具を長い間使わない場合は、キャブレーターの中に残っている燃料を抜いてから保管をするとキャブレーターが詰まりにくくなります。
やり方は、機械によって異なりますが、キャブレーターの下に付いているネジを緩めるか、ノブが付いているものはノブを引っ張ります、中には燃料コックを止めとは逆に回すと燃料が抜けるものもあります。
冬の間に使わない農機具があれば、格納整備に出してみてはいかがですか?
是非、当社までお問い合わせください。
また、当社では各種中古農機もノウキナビにて販売していますので、是非お問い合わせください。