知っているようで知らない?バッテリー式刈払機の魅力
こんにちは、農機部門の深井です。
8月に入って夏も本番、雑草退治もここからが正念場というところです。そしてそんな雑草退治に欠かせないのが刈払機です。
皆さんは刈払機といえばとにかくエンジン式とお思いではないでしょうか?
パワーや使い勝手で敬遠されがちなバッテリー刈払機、言うほどに使い勝手が悪いのか?!
今回はそんなバッテリー式刈払い機についてご紹介します!
本当のところはどうなの?バッテリー式草刈機の性能
先ず皆さんが懸念されるのがパワーです。バッテリー式はエンジン式に比べ出力が劣るというイメージは根強くあります。
こちらは現在当社でハンディツールレンタルサービスを行っているマキタのバッテリー刈払機MUR368UDG2です。
18Vバッテリーを2個装着する合計36V仕様、これで排気量25ccの刈払機に相当するパワーがあります。
排気量25ccクラスであれば硬めの草にも通用するパワー、畔草刈りにも十分お使いいただけます。
パワーの次に気になってくるのが稼働時間です。こちらは高速モードで使い続けても1時間以上、中速モードで使う場合は2時間以上持つ仕様となっています。出力を使い分けながら使用していただければ、さらに使用時間を延ばすことも可能です。
バッテリー式のメリット
バッテリー式のメリットは何といっても静音性です。今の時期、涼しい早朝や夕方に作業をしてしまいたいと思うのが人情です。しかしエンジン式は音が大きく、近所迷惑を気にして昼の時間帯にしか作業が出来ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。場所や時間帯を気にせず使用できる駆動音の小ささは、バッテリー式の大きな魅力です。
ランニングコストが低いのもバッテリー式の長所です。コストと言っても単に燃料代だけを指すだけではありません。
エンジン式はこまめな手入れやメンテナンスが欠かせません。使用後は燃料を抜いておくのはもちろんですし、フィルターは定期的に交換しないとエンジンの不調につながります。燃料の混合油も予め作っておかなければなりません。
そういった手入れにかかる手間や時間を省くことが出来るのも、バッテリー式のメリットの一つです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
もちろんバッテリー式にもデメリットは存在します。初期費用が高い、熱を持ちやすく連続稼働が出来ないなどです。とはいえ得手不得手はあっても、全てがエンジン式に劣るわけではありません。
今回ご紹介した内容が、今後刈払機を選ぶ際の参考に一つになれば幸いです。
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