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農機具のバッテリーが上がる原因とその対策

皆様、こんにちは

サービス担当の中沢です。段々と寒くなってきましたね。寒くなるとバッテリーが上がってしまったという問い合わせが多くなります。

今回のブログではバッテリー上がりの原因と対策をご紹介します。

目次

バッテリーが上がる原因

バッテリー上がりとは、「バッテリーの電力消費量が充電量を超え、電力不足になった状態」のことです。

農機具の場合、エンジンを始動させるときのセルモーターで電力を消費することがほとんどです。このエンジン始動時にはバッテリーの電力を大量に消費するので十分な充電がないとバッテリーが上がってしまいます。さらにバッテリーは常に自己放電しているため長時間エンジンを始動しない場合でも上がってしまいます。

また冬になるとバッテリーが上がりやすくなる原因ですが、バッテリーは化学反応をおこなうことで放電や充電を繰り返していますが、寒くなるとこの反応をうまくおこなうことができなくなります。その結果、バッテリーが上がりやすくなるのです。

バッテリー上がりの予防方法

一番手っ取り早い方法としては定期的に農機具のエンジンをかけて充電させる方法です。約30分ほどエンジンをかけて放置しておくこといいでしょう。
とは言え中々毎日エンジンをかけるのは難しいですよね。そんな時はバッテリーの充電器を使うのがお勧めです。

家庭用電源からコンセントを繋いでお使いの農機具に取り付けることで充電できますので使いたい前日につないでおけばいざ使うときにエンジンが掛からない、ということがなくなります。

充電してもかからない場合

ただし、バッテリーの液量が少ない場合や経年劣化によってバッテリーが放電しきっている場合はこの方法ではエンジンが掛からなくなってしまいますので定期的にバッテリーの液量をチェックし、交換してから年数が経過している場合はバッテリーを交換しましょう。バッテリーの寿命は約4、5年といわれています。

 

バッテリーを交換してもかからない場合

バッテリーを交換してもかからない場合はバッテリー以外の原因が考えられます。

・バッテリーのターミナルが緩んだり外れていないか

・ターミナル部分が腐食していないか

この他にも考えられることはありますのでお近くの農機具屋さんに診てもらうのがいいでしょう。
ノウキナビでは修理が可能な農機具屋さんのご紹介もしています。お困りの際はぜひご相談ください。

 

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この記事を書いた人

唐沢農機サービスにて農機の販売、修理を担当しています。

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