農機具ネットショップの店長が教える【刈払機の選び方】
こんにちは、プロが使う農機具屋「タガヤス」店長の土屋です。
本日はこれからの季節多くの農家さんがお世話になるであろう刈払機について紹介していきます。
1.刈払機にはどんな種類があるの?
刈払機にはエンジン式と、充電式があります。
定番はエンジン式となっていますが、エンジン式は音がどうしても大きくなるので、住宅地などでは充電式がオススメになります。
しかし、充電式は充電が切れると使用できないので音を気にせず草をガンガン刈りたいという方にはエンジン式がオススメです。
また、エンジン式には2サイクルタイプと4サイクルタイプがあります。
2サイクルタイプはパワーは出ますが、燃費が悪く、
4サイクルタイプは新しいもので、燃費が良くて安定して使えると思ってもらえばいいです。
2.ハンドルは何を選べばいいの?
ハンドルタイプは大きく、3つに分かれます。
両手ハンドル
肩に刈払機を固定したバンド下げて両手で機械をもつタイプになります。
軸が安定していますので、振り回しの作業がしやすく、平坦な場所での作業にオススメです。
作業者の負担も軽減されますので、効率よく作業ができます。
Youtubeでの紹介動画もありますのでこちらもご覧ください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ループハンドル・2グリップハンドル
ループ・2グリップハンドルは操作棹に持ち手がついており、片手で持ち手を片手で棒を握るタイプになります。
畑や田んぼの畦など傾斜地には最適ですが、扱いが難しいため、長時間の作業は大変なものとなります。
背負式
背負式の刈払機はエンジン部分を背負って作業ができることが特徴です。
草刈作業できになる重さを一番感じにくい形ですので、疲れにくいという特徴があります。
また、小回りもききますので、障害物が多い場所での作業も効率よく行うことができます。
3.排気量はどれを選べばいいの?
20cc
一番排気量が小さいということもあって扱いやすさは抜群です。
力に不安がある方はこちらがオススメになります。
しかし、やはりパワーは小さいですので庭の柔らかい草を短時間で刈る方にオススメです。
23cc
20ccクラスの次に小さいモデルになりますので、比較的軽いです。
平地の柔らかい草を刈るのにオススメです。ただし、硬い草や細い枝などを刈るとなるとやはりパワー不足を感じます。
26cc
本格的に農業をやられている方であれば、26cc以上がオススメです。
硬い草や細い枝なども刈ることができます。
しかし、重いので扱いには力が必要です。
30cc
とてもパワーがあるので、頑丈な草がたくさん生えている山林などでも問題なく刈ることができます。
ですが、重さもそれなりにありますので、扱うには力と慣れが必要です。
今回は刈払機について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
ぜひ自分にあった刈払機を見つけてください!