トラクターの基礎|興味深い構造とできること
こんにちは。
今回は、農機具の代表とも言える『トラクター』についてご紹介していきたいと思います。
トラクターってどんな機械?
農業機械の中で最も使用されているのが「トラクター」です。
「トラクター」にできることはたくさんあり、「トラクター」がなくては農作業ができないと言っても過言ではありません。
今日は、そんな「トラクター」について詳しく説明してこうと思います。
トラクターの構造
①エンジン
農作業の性質上、トラクターのエンジンは太いトルクのディーゼルエンジンとなっています。
②フロントウェイト
トラクターは基本的に、後部に作業機が付きますので荷重が後方にかかります。
前後のバランスが悪いと最悪の場合、転倒し大事故に繋がりますのでフロントウェイトをつけてバランスを保ちます。
③3点ヒッチ
トラクターに作業機を取り付けるための装置です。
④PTO(Power Take Off)
トラクターの動力を作業機に伝える部分です。
⑤タイヤ・履帯
トラクターを使用する場所は、自動車が走る道路とは違い悪路が基本です。
そのために画像(左)のようなタイヤを使用します。
画像(右)「クローラ」と呼ばれるもので、湿地に強い仕様となっています。
トラクターでできること
上記④のPTO部に、作業機を取り付けることで様々な作業ができます。
畑や田圃を耕す→プラウ(左)、ロータリー(右)
農地の表面を均したり、土を細かく砕いたりする→ドライブハロー
肥料(粒状)をばらまく→ブロードキャスター
草を刈る→フレールモア
この他にも、たくさんの種類の作業機があります。
畑や田圃の面積、土質、農作物、地域 等々、、
条件によって、トラクターと作業機の組み合わせには無数の選択肢があるということです。
最後に
ここまで説明しましたが、じゃあ自分にあったトラクターって?作業機は?
相談してください!
野菜農家さんが皆、同じトラクターを使うわけではありません。
稲作農家さんが皆、同じ作業機を使うわけではありません。
その人だけに合う機械が必ずあります。
作業効率が最優先、、デザインが良いから、、このメーカーが好きだから、、居住性を大事にしたい、、
私たちの仕事は、お客様にとっての最善を提案することです。
困ったことがあったら是非、相談してください!
ではでは。