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農機具の保管・メンテナンス6選|長く愛用するための冬支度

こんにちは。ノウキナビ事務局の神林です。

本日は、「農機を長く使いたい方必見!この時期にやっておきたい5つの農機の冬支度」というテーマでお話します。11月末となり、いよいよ2020年もあと1ヶ月となりました。早いですね。年末年始への準備が始まろうとしているころでしょうか。

皆さまは、1年頑張った農機具たちに一手間かけてお手入れをしてあげていますでしょうか?「年末の忙しい時期になかなかそんな手間をかけられないよ」という方も多いかもしれませんが、実はこの一手間が農機を長く元気に使うためには重要なのです。このブログでは、農機具を長く使うためにできる6つの一手間(冬支度)をご紹介いたします。

目次

農機の冬支度その1「燃料は抜いておく」

刈払機や管理機、バインダー、乗用モアなど、ガソリンエンジンが搭載されている機械は使用後に燃料を抜いておきましょう。ガソリンは時間に応じて劣化する特性があり、劣化したガソリンが燃料タンク内に入っていると、故障の原因となります。家庭菜園デビューの方や、新規就農者にとっては、この燃料の管理が面倒なものです。しかし、これを怠ると一気に故障⇒修理or買い替えの流れになってしまいます。面倒ですが、とても重要な冬支度のひとつです。

農機の冬支度その2「エンジンオイルを交換する」

1年に一度、エンジンオイルを交換することもおすすめです。自動車と違い、農機具は土や砂、埃の中で作業をすることが多いため、1年に1度程度エンジンオイルの交換をすると長持ちします。春まで使わなくなるこの時期に交換しておくと、春をスムーズに迎えられますね。

農機の冬支度その3「バッテリー端子を抜いておく」

バッテリーを使うトラクターやコンバインなどの農機具に関して、使わない時期はバッテリーからバッテリー端子を抜いておきましょう。バッテリーは、端子をつないでいる限りは放電し続けるため、少しずつ、少しずつ蓄電された電気が減少していきます。バッテリーについての詳しい記事はこちらを御覧ください。

また、バッテリーは冬の寒さで化学反応が起こりにくくなり、冬季の間はバッテリー上がりがしやすくなります。一度バッテリーあがりをしてしまうと、春になっていざ使おうと思ったときに使えない等、面倒なことも多いです。今のうち、バッテリー端子は抜いておきましょう。

農機の冬支度その4「泥や草などの汚れを落とす」

農機具についている泥や草などの汚れは、しまう前にきれいに洗車しておきましょう。特に泥や土の中には、水分が多く含まれているため、農機が錆る原因になります。使用後は都度洗車し、風通しの良い倉庫などの屋内に格納することが理想的ですが、少なくても冬前にきれいにしておく錆防止になりおすすめです。

農機の冬支度その5「故障箇所は余裕を持って修理依頼を」

春から秋まで頑張ってくれた農機具ですが、いろいろなところが悲鳴をあげていることもあるでしょう。なんとか1年乗り切った場合でも、冬のうちに農機具屋などの専門家に修理や点検をしておくことをおすすめします。

理由は2つあります。

1つは、時間を開ければ開けるほど、状態が悪化することがあるため。前述の残ったガソリンや、バッテリー端子の問題、泥や草などの汚れは放置すればするほど農機のコンディションに悪影響を与えます。農機具屋に修理や点検に出せば、一緒にこのあたりもきれいにしてくれるでしょう。

もうひとつの理由は、その農機具屋も時間に余裕があるからです。春や秋などの農繁期は、農家さんの農作業中に「壊れたから今すぐ来てほしい」という要望に答えるため、農機具屋さんは走り回っています。ですが、冬の間はこのような突発的な依頼が少ないため、時間に余裕を持って修理や点検をすることができます。そのため、修理や点検金額についても、農繁期に比べお買い得になることもあるでしょう。

農機の冬支度その6「中古農機を探すなら冬がオススメ」

とは言っても、そろそろ新しい農機に買い替えが必要だなとお考えの方。中古農機も視野にお考えでしたら、この時期から探し始めるのをおすすめします。なぜなら農繁期が近づけば近づくほど、中古農機が売れるという農機具の特性があるからです。

また、農繁期が終わったタイミングで、農機の買取依頼も増えていきます。この時期は秋起こしが終わり、中古農機の在庫も増えていく時期。12月から2月くらいまでにかけて、農機具屋さんも中古農機を整備して、販売できる状態に仕上げていきます。まだノウキナビには出品されていないけど、農機具屋さんには在庫があるというものもあるかもしれません。

まとめ

本日は、今年も1年間頑張ってくれた農機具をより長く頑張ってもらうためにできる6つの冬支度についてご紹介しました。特に前半4つについては、やってみていただきたいです。後半2つは、この業界の裏事情についてお話しました。できる限り余計な出費をかけずに来年も快適な農業を行うためにも、ぜひご確認ください。

皆様のお近くの農機具販売店をお探しでしたら、こちらをご覧ください。

また、ご不明な点や気になる点等ございましたら、フリーダイヤル(0120-555-071)よりノウキナビコミュニケーションセンターにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

ノウキナビの運営管理をしています。もっと農家さんに、農機具販売店さんに、農機具に携わる企業様に役立てるサービスに育てられるよう頑張ります。ノウキナビに関するご意見・ご要望がございましたら、お聞かせください!0120-555-071

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