今年の冬は雪が多いかも!?これからは機械で楽して除雪する‼
だんだんと寒さも強くなってきましたね。唐沢農機サービスがある長野県東御市でも、先日ついにうっすらと雪が積もりました。
こうなると心配になるのは、雪掻きですね。まだまだ手作業でやられてる方が、圧倒的に多く作業者にとっては大きな負担となっているのではないでしょうか。
近年高齢化が進んでおり、雪掻き作業時間の短縮、省力化は課題の一つ だと思います。
そこで今回は、省力化をテーマに除雪機について紹介したいと思います。
除雪機とは?
除雪機では、調べてもありませんでした💦じゃー除雪車では・・・・ありました!
除雪車とは積雪の多い地区で、道路や鉄道線路の除雪を行う車両。雪を掻き分けたり飛ばしたりするものを言うそうです。
積雪地帯では、昔から馴染み深い機械である「除雪機」。除雪機には、大型のものから家庭でも使える小型のものまで種類もさまざま。最近では女性や年配の方でも操作がしやすいコンパクトサイズの物まで、比較的求めやすい価格帯の機種も登場しています。
動力で選ぶ
除雪機には「電動式」と「エンジン式」の2種類に分かれます。
電動式は、バッテリーを取り外して室内でも充電できるのが特徴です。音が静かなので早朝や夜の遅い時間帯の除雪で、ご近所さんを気にする事なく作業ができます。
エンジン式は、電動式と比べて圧倒的に力があります。ただ、燃料の用意やエンジン音があるのがネックですね。
積雪量で選ぶ
除雪機が最大の能力・効果を発揮するためには、除雪高(量)を考慮した除雪機を選びます。ご使用の環境・目的に適した機種を選ぶことが大切です。
20cm程度までの積雪に最適なのが【ローダー式】。こちらは除雪機の前方に雪を押すためのブレードが付いたタイプで小型のモデルが多いのが特徴です。
※30cm以上の積雪には対応できないので、雪の多い地域には向いていません。
30cm以上の積雪に最適なのは【ロータリー式】。こちらは前方に搭載された【オーガ】という回転歯で雪をかき集め、シューターで遠くに飛ばすタイプです。比較的エンジン出力の大きいモデルが多いです。
一般的にしまった雪や圧雪など硬い雪はオーガの高さまでが限界です。新雪は柔らかいのでハウジング高さまでは簡単に除雪できます。オーガ高さを超える硬い雪は、機械故障の原因となる可能性がありますので、注意が必要ですよ。
そんな両方のいいとこどりの機械がありました。
積雪が少ない時はブレード除雪機。積雪が多くなってきたらロータリ除雪機があります。
積雪量に合わせてブレードとロータリーを使い分けられる1台2役。まさに一石二鳥ですね。
雪質で選ぶ
新雪は軽く柔らかいためほとんどの除雪機で除雪が可能です。しかし、 水を含んで重くなった雪や硬い雪になると一気に除雪しづらくなります。雪質に合わせて除雪機を選ぶ必要があります。いやいやそんな事は無い!なんて思ってませんか?無理して合わない除雪機で除雪すると処理能力が追いつかず作業効率が低下したり、余計な時間がかかりますよ。
まとめ
除雪機と言っても沢山のモデルがあります。地域にあった雪質、使いやすさ、値段等々あるかと思いますので、自分に合った1台をお探しいただくきっかけになれば幸いです。
また、除雪機は毎年の生産量が決まっています。必要だと思った時に決断しないと在庫切れの可能性も・・・。
雪が降る前に準備しておくのが理想ではないでしょうか。