トラクターのヒッチの見分け方☆特殊オートヒッチとは

皆さんこんにちは。

今回は、特殊オートヒッチについて書きたいと思います。

ノウキナビのコールセンターでは、お客様からの様々なお問合せがありその中で『ヒッチ』について聞かれることが多くあります。私自身も理解できていないことがあったので少しヒッチについて勉強をしました。

ヒッチは奥が深く、まだまだヒッチの入り口を勉強したに過ぎませんが、まとめてみたいと思います。

トラクターに作業機を装着するときは、3点リンクで取り付けます。

リンク機構の種類には、3点リンク、2点リンク、4点リンクなどがあり、難しい話になってきますので今回は3点リンクについて書きたいと思います。

3点リンクには２種類あり、標準3点リンクと特殊3点リンクがあります。

標準3点リンクがさらに標準オートヒッチと標準3点リンクの直装に分類され、特殊3点リンクは、特殊オートヒッチと特殊3点リンクの直装に分類されます。

今回注目したのがこの特殊オートヒッチ。

特殊オートヒッチとは、A-1、A-2、B形の3種類のヒッチ規格のことをいいます。

各メーカー独自の構造になっています。

特殊３点リンクについて

特徴：標準3点リンクに比べて、作業機が本体側に曲がりながら上がるので畦越えがしやすい。ロータリー・ドライブハローを取り付けるのに適しているが、その他の作業機械は装着に制限がある。

見た目：特殊オートヒッチはトップリンクが中折れしているタイプ

（上の図）

標準オートヒッチはトップリンクが長くて、中折れしてないタイプ（下の図）

特殊オートヒッチと標準オートヒッチの見分け方

現在装着しているロータリーのーメーカー（及び型式）を聞く事で分かる。

※オートヒッチであることが前提

・ロータリーがメーカー純正品（ヤンマー、クボタ、イセキ、三菱）の場合は特殊オートヒッチ（A1・A2・B）

・ロータリーが作業機メーカー（ニプロ、コバシ、ササキ）の場合は標準オートヒッチ（S・L）

特殊3点ヒッチは・・・

特殊オートヒッチとは、A-1、A-2、B形の3種類のヒッチ規格のことをいいます。

各メーカー独自の構造になっています。

トラクターメーカーごと（各社オリジナル設計）に決められている

装着方法である。各社、自社メーカーしか対応しないヒッチだった。

　　　　　　　　　　　↓これではお客様が困る・・・

そこで登場したのが『日農工』の規格！！

トラクターメーカーと作業機メーカーが違っても使える。

または、今までつかっていたものが、そのまま使えたりするというヒッチが登場したそうです。

特殊オートヒッチの種類

「◯◯の作業機が欲しいんだけど、今私が乗っているトラクターに装着できますか？」このようなお問い合わせがよくあります。

この場合お客様に前もって確認しておいて欲しいことがあります。

『ご自身のトラクターの型式、ついているロータリーの型式』

これがはっきり分かっていれば、販売者さん側も装着できるかできないか、トラクターメーカーに↑この場合のヒッチは何ヒッチかスムーズに確認することができます。

トラクターのヒッチが分かったら、

次に畦塗り機（作業機）のメーカーに、このヒッチ（トラクター側のヒッチ）に装着できるか、対応しているかを聞く。

このように、トラクターメーカー、作業機メーカー、双方に確認をすることが大切！！！

まとめ

特殊3点リンクは

・ロータリー、ドライブハローなどの高さのない機械が適している。

・必ずお客様のトラクターのメーカー、型式と、ロータリーのメーカー、型式を　聞く。新品の場合は、これでほとんど切り分けが可能。

　　ロータリーを聞けばある程度ヒッチの切り分けが可能！！

　　標準オートヒッチにメーカー純正ロータリーは装着できない！！

　　その逆に特殊オートヒッチに作業機メーカーのロータリーは装着できない！！

ということが今回私が理解したヒッチのまとめでした☆

特殊オートヒッチの特徴と種類を理解し、コールセンターの電話対応に活かせるようしていきたいです。

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