複数のチャネルで情報発信することで、中古農機具店としての知名度向上を実感。

  • 5人〜
  • 認知度向上

山梨県株式会社 ヨダ兄弟商会

養蚕業が盛んだった山梨県の峡南地域で創業し、現在は同地域の水田農家や畑農家向けに農機具販売を続けるヨダ兄弟(けいてい)商会。「毎日が展示会」というコンセプトのもと、豊富に取り揃えた店頭在庫を目当てに、専業農家から家庭菜園ユーザーまでが店舗を訪れます。新聞・ラジオといったマスメディアとインターネットメディアを組み合わせた結果、幅広い顧客層にアプローチができていると、店主の依田孝一さんは胸を張ります。

代表取締役 依田 孝一さん

三代目として事業を継承。「毎日が展示会」をモットーに店頭在庫確保に努める。

創業の経緯やお店の特徴などを教えてください。

戦前になりますが、祖父が近隣の養蚕農家に対して毛羽取り機の販売を始めたのが最初だったと聞いています。山間地だったこともあり、養蚕業が盛んだったんですね。伯父が二代目として継いだ後、父も脱サラして昭和53年に別の場所に店を構えました。昭和63年に私が事業を継承しまして、平成23年に現在の本店のある場所に移転しました。株式会社として法人成りしたのは平成に入ってからですが、その時にカタカナの「ヨダ兄弟(けいてい)商会」という店名に変更しました。店の歴史としてはトータルで86年ぐらいになります。

本店が移転して甲府盆地に近くなったこともありますが、現在は水田農家さんが主なお客様です。耕耘機や脱穀機、現在ではハーベスターですけど、田んぼ周りに必要な農機具をお求めのお客様が多いですね。また、家庭菜園などの畑や果樹園を営まれているお客様もいらっしゃいます。トウモロコシや野沢菜、ブドウ、桃などがこの辺りでは盛んです。

三菱、ホンダが中心ですが、基本的にはオールメーカーの商品を取り扱っています。うちは「毎日が展示会」をモットーに店舗での在庫量をできるだけ多く取り揃えるようにしていますので、商品を見に来店されるお客様は多いです。新聞やラジオCMも打っていますので、現物を見たいお客様は来店して見ていかれるケースが多いですね。

ネットの重要性をいち早くビジネスに取り入れ、各種媒体で情報発信。

ノウキナビ導入のきっかけは何でしたか。

ネットがこれからのビジネスの主戦場になると感じていましたので、インターネットの取り入れは早かった方かもしれませんね。ネット流通の他媒体をいくつか使っていた折に、「ノウキナビ」の営業マンが来てくれて勧められたのがきっかけです。やはりこれからの時代は販路拡大のためにネットが必要だと思っていたので、一つでも多くの媒体に登録して露出を高めた方が良いかなと。結果的にはそれが正解だったと思っていますけどね。

現在の売上規模からすると、ネット販売額が占めるのは全体の1割から2割程度。決して多いわけではないのですが、地元近隣のお客様でも、ネットで商品を見て来店するケースが多いです。10年ほど前は県外からもお客様が来てくれたり、ネットの威力を実感しましたが、さすがにここ最近はそこまでの集客力にはなっていないと思います。ただ、ネットで店舗情報や商品情報を発信することは、必要なことだとは思っています。

近隣のお客様もネットで見てから来店。多数のチャネルで情報発信する効果を実感。

ノウキナビを導入して、どのような効果が得られましたか。

ノウキナビに限らず、ネットで中古農機の情報発信をすることで、遠方からも集客できたり問い合わせが来たりする。この効果は確かに実感しますね。ここ5〜6年は以前ほどの広域での集客力は感じなくなってきたとはいえ、やっぱりネットで見て来店するお客様がいたりもしますのでね。

新聞やラジオの広告では一般層というか、家庭菜園のお客様などが来てくれるケースが多いんですが、インターネットを辿って来てくれるお客様はどちらかというと専業に近い半兼業農家、ぐらいの方が多い気がします。より専門的な農機をお求めになられるのは、ネット経由かな。中古部品の問い合わせとか、修理の依頼なども寄せられます。概ね2〜3日に1件はネット経由の問い合わせが来ている感じですね。

良質な中古農機具を扱う店として、今後も露出を増やして販路拡大を目指す。

ノウキナビ導入も一つですが、複数のチャネルで情報発信していると、やはり中古農機具店としての知名度が上がったという実感があります。当店のポリシーでもあるのですが、ほぼ全ての中古農機にきちんとした整備を施して、農機具屋として良質な機械を扱うことを徹底しています。正直価格は格安とは言えません。ですが、それなりの品質を付加して市場に送り込んでいるという自負がある。

店の知名度と共に、そういった理念も浸透していけばいいなと思いますね。在庫量がうちのウリでもあるので、出品数はできるだけ増やすようにしています。これからも店の露出を増やして、ネットの力を味方につけて長期的に販路を拡大していきたいです。ノウキナビからもようやく問い合わせが入るようになってきたので、これからに期待ですね。

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