やはり、農機具屋の事を考えているインターネットサービス。
そう感じました。

導入のきっかけは何でしょうか？

ノウキナビ 立ち上げの頃に、唐澤社長から推められました。まずはモニターで使ってみてくれないかって。会社のインターネット周りを整えようとは考えていなかったけれど、試しに使ってみることにしました。

後日には、インターネット広告も導入させてもらったのですが、「中古農機売買」のインターネット広告の効果がありました。やはり、母体が農機具屋でインターネットの事業も展開されているだけのことはあるなって感じました。

以来、ノウキナビもインターネット広告掲載も継続しています。

インターネットを通じて同志との結びつきも強化。
困った時に助け合える、目に見える嬉しい効果もありました。

ノウキナビを導入してもたらした効果とは？

もともと、メーカーの交流会を通じて知り合いになった同志は県外にいたけれども、ノウキナビ を通じて欲しい商品の情報をやり取りできるようになれた事は嬉しいですよね。

山形県、福岡県、兵庫県って農作物の栽培品種が千葉県とは異なるから、千葉県では取引が少ない農機具をたくさん扱っている事があるからね。バインダーやハーベスターの流通量は千葉県は少ないから、いざお客さんから「直ぐに欲しいのだけれど、取扱いないよなぁ」と相談されても、とても心強いです。インターネットを通じて他県と交流がありますから、困っていれば出品している農機具の情報をやり取りして助け合っています。

他にも、「トラクター」のような大型の中古機械を在庫品として抱えてしまうと、保管場所もとるし、在庫金額が適正よりも増えてしまう。直ぐに現金化したい農機具が手元にある時にも便利です。

インターネット導入の社員教育としても活用。
ネット世界での売買も実店舗商いと通じる事を知りました。

実は、ノウキナビ って社員のIT教育にも繋がっています。何でもかんでも、社長に若い社員は聞いてしまいがち。「うちの在庫にある、この農機具、パーツっていくらですか？」って聞いてくるけれども、そんな時代は終わりです。判らないことを聞いてくることは良いことだけれど、在庫品の価格は皆で共有しておいた方が良い情報。

自分達の手でノウキナビ に掲載した情報を調べ直せば、すぐに在庫品の金額はわかります。

インターネットも、社員専用のパソコンを用意して、「好きに使っていいよ。自分で調べる場所なのだから」と、インターネットに触れる環境を会社が提供すれば、社員自ら動いて調べます。インターネットは慣れるまでに時間はかかってしまうものだけれど、慣れてしまえばとても便利。

特に、良い効果だなって思うのがインターネット上に商品を載せる作業。実物が見えない、確認出来ない売買環境だからこそ、「相手に自分達が、整備した価値を伝えるにはどうすれば良いのか」、販売の工夫が学べました。

そう、写真の撮り方。ただ正面ばかりを綺麗な角度で撮ってインターネットに載せるだけでは、相手に本当の商品価値は伝わらない。タイヤのアップや厚みの写真や動力部分、ハンドル周りがワンタッチなのか、ボタン操作なのか、使用具合がどれくらいか…。

工夫して、お客様が納得して購入いただけるようにすることは、実売買同様にインターネット経由売買でも工夫の方法は異なっても必要であり大切な事だと、気づきました。

年に一度の交流会。会って悩みを直接相談する事、
新しいインターネットサービスの導入情報を手に入れる事もできます。

その他、ノウキナビがもたらした効果について。

ノウキナビって年に1回、東京や大阪で交流会がありますが、楽しみです。

メーカーの交流会では数百人単位で参加するから、同志を増やしたくても増やしにくい。都道府県に知り合いを増やすチャンスにはなるけれども、じっくり日頃の悩みや新しい取り組みの情報交換をしたくても落ち着いて話せないよね。

ノウキナビ交流会は20名程度だから落ち着いて話せる。それに、「新しくインターネットを使うとこんな事ができるよ。しかも、無料だからぜひ導入して！」と新しいインターネットのサービスに触れて活用する事もあります。実際に、交流会後に取り入れたところ、新しい地元のお客様と繋がりができました。

世の中に無料のインターネットサービスがあっても、自分から知る機会も少ないし、導入方法も解らない事が多いから、ノウキナビ交流会が新しいことを導入したり、知る機会にも繋がっていますよ。