24時間いつでも売れる。お客様の要望に即座に対応。今までのチャンスロスを防いで、新たな売り上げ事業を確立。
- 10人〜
- 仕入先がない
長野県株式会社唐沢農機サービス
農機具修理業を事業化し、平成4年創業。農機具の販売・修理・再生を主要事業としながら、農産物生産と販売を展開。農機関連サービスにとどまらず、顧客向けウェブサイトの構築や、ウェブサイト運用コンサルティング業務などのクリエイティブワークを行うインターネット事業を運営。インターネット事業のノウハウを駆使してWEBショップ運営も実施。農機具のIT化の先駆けとして、農業業界の新しい風となっている。
工場長 唐澤重徳さん
農業の衰退とともに、衰退する訳にはいかない!
ピンチをチャンスに新ビジネスを展開させよう
導入のきっかけ、事業のきっかけを教えていただけますか。
今まで、農機具は「新車を販売」が当たり前でした。「中古を販売する」という文化がそもそもなかったのです。車と違って車検もありませんから、”使えるところまで使って、直らなくなったら新しく買い換える”という考え方だったのです。それが、農業の衰退に伴って、お客様の高齢化。「新車は(高額だから)中古で充分。数年動いてくれればいいのだから」と、新車需要が減ってきていました。さらに、離農される方も増える一方。
「離農するから、処分するのも大変だから(買い取って)売ってくれないかな」という声が増えていました。
新車は売れない、買い取りは増える、どうしよう。
農家、農業の衰退と共に売上の先細りと衰退が発生してしまっている。
さらに、自分たちの限られた近隣ルートだけでは難しい、販路をもっと拡大しないと本当に事業がもたない…そう考える事が日に日に増えたのを、覚えています。
当時、様々な分野でのインターネット参画が馴染んだ時代でした。
いろいろな物事がインターネットを通じて取引する事が当たり前に感じるようになっていたと思います。
ピンチはチャンスだ、新しいビジネスモデルをはじめよう。
今までに無い取り組み、農業界での新事業を始めて、自分達だけではなく農機具業界の助けとなる事に繋がるような事。
そうだ!中古農機具のインターネットを利用した売買を開始すれば、取引先が広がる。自分達が持っている販売ルートだけではもう狭すぎだが、一気にルートを広げる事が出来る!と思いました。
誰かが欲しいものではなく、自分たちが欲しいものを作り出す
運営元ではありますが、業界での導入浸透が進んだ理由、教えていただけますか。
私たちは「農機具屋」。その農機具屋の目線で「こうすると、良いなぁ」って思うようにカスタマイズ、試行錯誤を繰り返しました。その結果の現れたのだと思います。
また、自社でシステムを構築して運営している事も。即行動して、改良しています。
今だから「農業のICT」と言われていますが、”自分たちが使いやすいもの、良いと思う事=農業業界にとって良いもの”と、通じていると思います。
24時間いつでも売れる。お客様の要望に即座に対応。
今までのチャンスロスを防いで、新たな売り上げ事業を確立。
導入効果はいかがでしょうか。
店舗販売だけの時に比べると販路はもちろん広がりましたが、営業の手間が本当に省けました。だって、インターネットは24時間販売が可能ですから。自分が寝ている真夜中に売れてしまう事もあります。
また、今まで「こういう中古農機扱っていない?」とお客様からご要望をいただいていても倉庫になければ「ありません。」としか伝えることができなかったのが「直ぐ情報取り寄せますね。(数分後に)こんな感じでいかがでしょうか?」と、提案ができてしまう。チャンスロスをしていたのだなぁと思います。
県内の地場では流通していない農機具を他の地域から仕入れる事が出来るのは、インターネット、ノウキナビ導入のおかげ。
会社の品揃えも、インターネット経由で即座に中古農機を取り寄せが出来るから多様な要望に答える事が出来るようになりました。
実は、中古農機を探しているお客様って2時間くらいかかる地域でも、実物を見にきてくださって誓約してくれます。
自分が農作業するのに「新車ではなくて充分だから、この位の予算で、こういう種類のこんな機能がついた農機具が欲しい」って要望が細かく決まっていますから。先ずノウキナビを確認して「このページのこれ欲しいんだよね」って連絡をしてくれて、その数日後には商談が可能。便利です。
もちろん、今までは紙ベースやパソコンで行なっていた在庫管理もノウキナビに載せる事で楽になり、効率も上がりました。
店舗HPとしての機能も持っているのでしょうか。
これも、ノウキナビの大きな特徴だと言えます。
会員登録をすると、店舗紹介ページ作成機能がありますが、とっても見やすい。
店舗の紹介機能として、ホームページとしての役割を果たしてくれています。
住所や主力取り扱いメーカーなどの文字情報だけでは「この店、どんな店?」と不信感を与えてしまう事がありがちですが、写真を数枚掲載できますので、店舗や在庫倉庫の管理状況まで伝える事が出来ます。
これって、インターネットの普及がまだまだ浅い農業業界で信用を得るのに重要だって思います。また、訪れてくださるお客様にも「あ!あの建物ね!」とわかってもらえました。
直接的ではない、意外な効果もあったそうですね。
中古農機ってそもそも「メーカーの、何年の方式だからいくら」のような相場が一切なくて、その査定した人の感覚だったのがノウキナビによって中古価格が揃ってきました。
だからお客様に「中古で●●万円のトラクターだと、こんな感じですよ」と提案も出来るようになれましたし、同業の方々と情報交換が出来るように変われました。昔から地場で続く商いならではの”しがらみ”や”目には見えない垣根”を感じないで「どう?」って。
ノウキナビってもう5年になりますが、全国交流会を年に2回行なっていますから、いつもはインターネットを通じての交流だけど、顔を付け合わせて情報交換する事も出来るようにもなっています。
さらに今はインターネットを身近に思っている新規就農の方も増えてきているから本当に便利に使っていただいていると感じます。
また、たまにある事ですが、インターネットに載る事で全く知らない場所で宣伝してもらえたり、会社自身の問い合わせも入ります。
農機具屋のために作られた
使いやすく、安心できるサービス
これからノウキナビの導入を検討している方へひとことお願いいたします。
運営元が農機具屋、しかもWeb制作事業も行なっている会社ですから、インターネットに不慣れな、苦手な方でも大丈夫。
操作性は他社サービスよりも本当に優れている点だと自負しています。