ITの導入による販路拡大って本当に起きる。顔が見えなくても、農業業界に携わる関係者間だから信頼できますよ。
- 5人〜
- 販路拡大
山口県宇部ヤンマー販売株式会社
山口県宇部市、瀬戸内の近くにあり、令和元年にて創業69周年を迎える会社、宇部ヤンマー販売株式会社様。ヤンマーをメインに、共立(やまびこ)も取り扱っていらっしゃいます。従業員は6名、そのうちヤンマー1級整備士、1級農業機械技能士の他に土壌医検定を取得されている方もいらっしゃいます。社長の末冨様は、若い時に農機具屋の後継者になるために1年間住み込みの研修、ヤンマー学院を経験されています。店舗経営に関する簿記をはじめ、農機具修理の知識からあらゆる農機具整備の仕方まで幅広く。研修後、家業を継がれてからは農家さんを1軒ずつまわる営業手法を実施し、現在の礎を築きあげられました。
社長 末冨茂樹さん
偏見のない、一般的なホームページを作って運営するのは、
インターネット事業を運営する農機具屋ならでは。
導入のきっかけは何でしょうか?
1通の唐沢農機サービス(ノウキナビ)からのダイレクトーメールがきっかけだよ。
時代の流れに乗って商売を続けていくためには、今後はインターネットの導入も必要だよなと思ったんだ。今から12、3年前に自力で自社のホームページを作ってみたんだよね。
インターネットの事を、何にも知らないところからはじめて、農機具に関するインターネットサービスも色々加入を進めていたところにダイレクトメールが届いたんだよ。
ペラペラの中身が薄いような印象が一切なくて、とてもしっかりした内容のお知らせの作りだったから、ここは信用できるな!っていう印象がダイレクトメールから伝わってきて、入会を申し込んでみたんだ。
入会してからわかった事だけど、本当に関係ある農機具業界の会社しか登録できないんだよね。うちは、他社のサービスも並行して活用しているから、本当によくわかる事なのだけど。
入会規定に「古物商免許」「農機具の修理工場設備保有」と「農機整備技能士の在籍」とか、縛りを設けてあるだけのことはあるよね。「おいおい、これ大丈夫か?」ってボロボロの農機具が出品されていることもないよね。農機具の販売はやっぱり、関係者だけできちんと行いたいからね。
入会して感じた、
インターネット販売がもたらす全国への販路拡大
ノウキナビを導入してもたらした効果とは?
インターネット商売のおかげだなって思うのが、インターネットへ中古農機具を出品すると、全国、本州のお客様から問い合わせが本当に入るようになって。会社は山口県だけど、日本全国へ販路が拡大。遠方のお客さん、トラクターの注文をいただいたのだけど…岩国から船で運んでその後は陸路でね。
でもね、ひょっとすると、ノウキナビ経由のお客さん、長野県のお客さんが一番増えて、今では会社で一番の得意先の県が県内ではなくて、長野県になっているかも(笑)
もちろん、会社のある山口県から陸路で運べてしまう、九州のお客さんも元々いらっしゃったけれど、ノウキナビ導入してから増えているよ。
インターネットで驚いた事もあるよ。すぐ近くの地元のお客さん、うちのお店から10㎞程度しか離れていないのに、インターネットを介して購入しているよ。
お店に実機があるのだから、一度見にきてくれてもいいのだけど、インターネットに載せた情報を信用してくれて、そのまま買ってもらえたよ。
どんどんカスタマイズして、実店舗のように変えていきたい
その他、ノウキナビがもたらした効果や期待することについて。
実は、ノウキナビのサービスの1つである「らくらくホームページ」制作も最近導入させてもらったんだよ。以前に自分でお店のホームページを作ってみたことは、あったけれどもやはり、その道の人が作ったようにはいかなかった事もあったからね。
インターネット販売って、本当に面白いよね。県外の遠いお客さんも、県内・ご近所のお客さんもインターネットを見て問い合わせをしてきてくれる。もっとうちの会社のことを広くPRしていこうと思うから、ホームページをカスタマイズしていこうと考えているんだ。
まだ始めたばかりだから、どこをどうすれば自分好みに変えていけるのかが全然解らないし、難しいよね。でも、折角農機具屋向けのホームページが作れるサービスなのだから、ハウツーとかマニュアルあれば自分でオリジナルのホームページにしていきたいと思うよ。
期待しているよ!唐沢農機さん!